ふたりの息子に狙われています 4 /佳門サエコ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)伊勢谷レン(いせや れん)…双子の兄。日本トップの大学で優秀な成績を残している天才。20歳。

 (攻)伊勢谷タクミ(いせや たくみ)…双子の弟。レンと同じ大学のスポーツ特待生。全日本レベルの水泳選手。20歳。

 (受)伊勢谷啓一(いせや けいいち)…レンとタクミの義理の父親。バーテンダー。34歳。


 海溜・T・クロフォード(かいる・T・くろふぉーど)…双子と同じ大学の留学生。日本人の母とイギリス人の父を持つハーフ。貴族。


<あらすじ>

 双子に「啓一を私のパートナーにする」と伝えてきたカイルに、啓一はレンとタクミとの関係を知られてしまいます。3人の関係を否定するカイルは双子に勝負を挑み、「私が勝てば啓一は私のものだ」と宣言してきます。
 自分達が勝てばもう口出しをさせないことを条件に勝負を受けた双子。その一方で、啓一はカイルに自分の胸のうちを明かしていました。


<感想>

 カイルと揉めて怪我をしたタクミのもとへ駆けつけ、3人でキスをしているところをカイルに見つかってしまった啓一。3人の関係を「啓一が愛という形で自分を犠牲にしただけ」だと主張するカイルは双子に勝負を挑み、勝ったら啓一は自分のものだと宣言します。

 カイルはてっきり別れろと言うかと思っていたら、しっかり「自分のもの」宣言でした。爽やかな容姿に騙されていましたが、カイルってかなりの俺様なような。でも嫌いになれないんです。

 カイルとの勝負を通して、啓一と双子が気持ち以外でもきっちりけじめをつけてきたのには驚きました。これからも3人片時も離れずに進んでいくものだと思っていたので、そういえばこのシリーズは「親子もの」でもある、という一面を思い出させてもらいました。息子達は自立への道をほんのちょっと進み、同時に新たなお楽しみも増えたようで微笑ましいラストでした。

 本編は第4話と5話で決着がつき、コミックス後半は雑誌と同人誌に掲載されていた番外編、ドラマCDアフレコレポート、描き下ろしが収録されていました。

 本編での3Pももちろんよかったんですが、この後に収録されている『大人の誕生日編』がなんかもうさらにすごいことになっていました。双子の誕生日、この日だけは啓一は息子ひとりにつき4時間、その後3人で4時間、というハードスケジュール。3巻でも片方ずつとという展開はありましたが、4巻ではもうがっつり本番です。レンとタクミと、ふたりきりでしてみて初めてわかったギャップに萌えました。

 さらに描き下ろし『ふたりの息子に乳首を狙われ以下略(後編)』は3巻からの続きです。ここでも双子の息がぴったり合っておりました。勝負の仕上げに反対のを……、ってその発想はおもしろすぎます。啓一も本当にいろいろよく育てたなあとしみじみしました。


<オススメ要素>

・「結婚篇」完結。
・怒涛の3P・二本挿し。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

Renta!/
BookLive!/
ひかりTVブック/
コミックシーモア/
eBookJapan/
BOOK☆WALKER

・シリーズ




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