＜登場人物＞
（攻）田上一（たがみ はじめ）…サラリーマン。筋肉フェチ。眼鏡。２５歳。
（受）内藤典洋（ないとう のりひろ）…サラリーマン。メガネフェチ。２５歳。
（攻）帽子山隆（ぼうしやま たかし）…配送業勤務。田上の親友。筋肉フェチ。２６歳。
（受）林（はやし）…配送業勤務。帽子山の後輩。ガチムチ天使。
＜あらすじ＞
ごく普通のサラリーマン田上は、筋肉フェチの筋肉マニア。筋肉の観察が日課です。そんな田上の職場で一番体格がいいのは、同期の内藤。嫉妬のあまり内藤に必要以上に突っかかっていく田上でしたが、実は内藤も別の思惑ゆえに田上から目が離せなくなっていました。
＜感想＞
筋肉と眼鏡と帽子の真面目な駆け引きにいっぱい元気をもらえました。やはりイクヤス先生の筋肉受は裏切らない。最高におもしろかったです。
もともとは、ちるちるさんのサイトトップを飾っていたあの人達のお話。月初めにウキウキしながらサイトを訪問していたのが懐かしいです。
筋肉を愛する人たちが真顔で笑わせにくるので、どこから見ても爆笑せずにはいられません。「筋肉は生に限る」など次々と繰り出されるパワーワードに休む暇もなく、しかもアタフタしているのはマッチョの方なのがたまらなく素敵です。
田上×内藤も帽子山×林も、付き合うまでの流れが同じなようでいて、しっかり独自路線を突き進んでいます。何がどう違うかはうまく説明できなくてもどかしいのですが、それぞれが全く異なる愛を育んでいるのがとても良いのです。
個人的には林のキャラが特に好みでした。こんないかにも大型ワンコな見た目をして、たまーに確信犯的な一面をチラつかせてくる天使が今までいらっしゃったでしょうか。私にはワンコの尻尾というより天使の翼が見えるようです。そして受というのが。大きな体に魅力も満載の恐ろしいお方・林。ありがとうございます大好きです。
あとはカバー下もお気に入りです。なんだかんだでいい味を出していたモブ同僚たちの関係が明らかになっていました。１０秒後の彼らのリアクションが気になります。
＜オススメ＞
・眼鏡×筋肉。
・帽子×筋肉。
＜関連作品＞
・電子書籍（お試し読みができます。）
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