<登場人物>
(攻)土屋葉月(つちや はづき)…アルファ。雫斗の運命の番。ホテル勤務。4つ年下。
(受)土屋雫斗(つちや なおと)…オメガ。高校の用務員。
伊織(いおり)…高1。アルファ。零斗が働く学校の生徒。彼女は日替わりの遊び人。
<あらすじ>
雫斗のヒート周期が迫ってきた頃、急遽葉月の長期出張が決定します。最近は安定しているからと笑顔で葉月を送り出した雫斗でしたが、一人で過ごしているせいか体の変調を感じ始めます。
<感想>
ほのぼの家族がさらに絆を強固にしていく中、一人の高校生の初恋がはかなく散っていった、あたたかくも甘酸っぱい4巻でした。
2週間の出張が決定した葉月と、一人きりでヒートを迎える雫斗、そんな絶好の(?)タイミングで雫斗に恋してしまった伊織くん。間違いが起きてしまうのでは、とかなりヒヤヒヤしましたが、そこは穏便に済んで本当によかったです。正直に言うと、葉月のあまりの怖さに雫斗より伊織くんの心配をしていました。葉月のあの顔が出ると過去のシーンが思い出されて懐かしい気持ちになります。たまに見せてくれるあの怖い顔が大好きなんです。
昔はあんなに殺伐としていた雰囲気でしたが、今は誰もがうらやむ家庭を築きつつある土屋家。用務員として、先生とはまた違った距離感で高校生に成長を促せる雫斗も、社会人としての成長を感じて羨ましくなります。幸せ一家は周囲に良い影響を与える存在になっていくんですね。
そういえば、今回はちょっと登場するだけだった朝永先生と柳木先生。どうやら前進しているみたいで何よりです。あとは失恋してしまった高校生たちもうまくいってくれたら嬉しいです。個人的には、伊織くんと凛ちゃんをとりもってくれたお友達の実情が激しく気になっています。
<オススメ>
・シリーズ4作目。
<関連作品>
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