邪神の婚礼 かわい恋(著)/Ciel(イラスト) 【小説感想】
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<登場人物>
(攻)ロキ…邪神。北の森に住んでいる。褐色肌。全身に彫り物がある。
(受)ナザール…青い瞳が邪神と同じだったため、差別を受けている。黒髪長髪。
<あらすじ>
民族の中では稀な青い瞳をもって生まれたナザールは、邪神と同じであるからと理由で一族から差別されて育ちました。しかしそんなナザールを気に入り美しいという邪神・ロキ。ナザールは大切にしていた乳母の墓を守るため、ロキに助けを求めます。
<感想>
「授乳BL!!」という帯の煽りの通り、ナザールの雄っぱいミルクがいい仕事をしてくれています。読む前は、苦手なプレイかも……と若干の躊躇があったものの、全体の流れがものすごく好みだったため大好きな作品になりました。かわいそうな育ちなのに優しくて健気なナザールが、邪神と恐れられているロキに見初められ、いろいろあるけど幸せになるという展開がとても気に入っています。
綺麗な青い瞳をもって生まれたのに、黒い瞳の一族の中では邪神と同じだとしてひどい扱いを受けてきたナザール。双子の妹はかわいがられているのが不憫さに拍車をかけてきます。唯一愛情を注いでくれた乳母も亡くしていて、ナザールは彼女のお墓を大切に守っています。
ところがそのお墓まで荒らされそうになり、ナザールはロキに助けを求めます。ナザールは見返りにロキに身体を捧げることとなり、めくるめく肌色シーンに突入です。
勝手に動く植物系の蔓だったり、幼い獣2頭も交えてのプレイ、初めてのナザールには刺激が強そうでしたがなかなかに甘かったです。そしてこの時は幼かった獣のハクとジダンが、この後の授乳のおかげで大成長を遂げたことに大変萌えました。
ロキが邪神とされていることにも実は事情があり、最終的に誤解が解けたことは本当によかったです。授乳といってもナザールにそれができる理由が意外といいもので、おかげで孤独だったナザールがロキの眷属たちの子育てを任されるといういい話に繋がっていました。
どうやら続編が発売されるようなので、今からとても楽しみです。個人的にはハクとジダンがもう一度出てきてくれたら嬉しいです。
<オススメ要素>
・溺愛邪神攻×不憫受。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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