狂い鳴くのは僕の番;β 2 /楔ケリ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)鵜藤慎吾(うとう しんご)…β。営業第二課長。

 (受)雀部澄斗(ささべ すみと)…Ω。新卒社員で鵜藤の部下。


 (攻)高羽慧介(たかば けいすけ)…α。烏丸の部下。

 (受)烏丸雅(からすま みやび)…Ω。営業第一課長。


 白取優雨(しらとり ゆう)…α。経営コンサルティング会社社長。雀部を助けたことがある。


<あらすじ>

 Ωとしての発情を以前よりも抑えられなくなってきた雀部は、バイト先に偶然来ていた白取に再び助けられます。鵜藤の同期だった白取の発言から、雀部は自分は烏丸の代わりにはなりたくないと考えますが……。


<感想>

 ひぇぇ……楽しみは後にとっておこうと大切にあたためていた2巻(シリーズでは3作目)、まさかこんなに大変なことになっていようとは。ここまで真正面からつらい展開のお話は久しぶりに読んだ気がします。オメガバースって残酷な世界ですね……。

 前作で雀部くんを助けてくれた白取さん。鵜藤さんとは同期だったようで、烏丸さんとの事情もご存知だったみたいです。その白取さんの立場から語られることで見えてくる、鵜藤さんと烏丸さんの関係。雀部くんにはこれがかなりのダメージになってしまいますが、私はかなり萌えてしまいました。雀部くんごめんなさい。

 恋心とは違ったんだと思いますが、烏丸さんの方にも鵜藤さんへの情があるのが感じられたのは嬉しかったです。鵜藤さんって本当良い人です。

 そしてようやく気持ちが伝わるかも?のあとの残酷な雨。優しい雨という名前の白取さん、その優しさがさらなる試練をもたらしてくれました。

 鵜藤×雀部はまだまだシリアスな中、αとΩの高羽×烏丸のふたりが対照的に仲良くしてくれて安心しました。こちらはこちらで雀部くんたちに影響されつつ関係を前に進めている展開に嬉しくなります。

 シリアスなまま次巻へ続くとなってしまいましたが、カバー下に2組それぞれのお話があり、そちらでちょっとだけ癒しをもらいました。


<オススメ要素>

・β×Ω。


<関連作品>

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