＜登場人物＞
（攻）高東亨（たかとう あきら）…フリーランスの自宅勤務。料理上手のイケメン。
（受）坂口（さかぐち）…会社員。営業。
中西（なかにし）…大学院生。高東と坂口の大学時代の友人。眼鏡。
竹朗（たけろう）…中西の弟。美形。
＜あらすじ＞
大学時代から恋人の高東と坂口は、同居を始めて早５年。大学を卒業後、高東は自宅勤務、坂口は建設会社に就職し、会社でもモテているであろう坂口への高東の独占欲はとどまるところを知りません。
そんなとき、ふたりは共通の友人・中西から久しぶりに家に来ないかと誘われます。
＜感想＞
『アホエロ』続編です。前作で高東と坂口が同居を開始してから５年が経っていて、タイトル通りふたりとも社会人になっていました。
付き合う前からラブラブだったふたりですが、月日を重ねてさらにパワーアップしていらっしゃいました。特に高東、フリーの自宅勤務というのがあまりにも期待通りでさっそく笑ってしまいました。坂口の大船・高東、スパダリですね。
中西兄弟へのカミングアウトに、ネタバレだらけのプロポーズ、坂口の後輩への牽制などなど、すでに恋人のふたりにも素敵なイベントが目白押しで最初から最後まで全部がよかったです。
前作では兄弟の絆で繋がれた中西をいいよなあと言っていたふたりですが、今回は中西弟の方が高東と坂口を羨ましいと考えていて、なんだかぐっときました。久々の違和感さんの登場にも爆笑です。
坂口の勤め先が「三宅建設」だったり、高東のテキストだったりと重い実先生の他作品との繋がりが感じられるのも楽しかったです。特に取引先の京田様……！同居なさるのですね、おめでとうございます。
シュールにイチャイチャしている様子をずっと見ているだけなのに、やっぱりなんだかいい話だなあと、どのエピソードも心にじんわりきました。
『限定版 特別付録小冊子』
＜感想＞
紙本の限定版に付いてきた小冊子（２８Ｐ）です。
「合ってなかったらグラス半分飲む」というルールのもと、神経衰弱に挑んだ高東と坂口。ゲーム関係では負けたことがないらしい高東のおかげで、坂口はべろべろです。
負けず嫌いの坂口と、酔っ払いに対して容赦のない高東。２４時間高東の好きにさせてしまうことになっても、最中もそのあとでさえもどこまでもかわいいことを言ってくる坂口……罪深い天然、読んでいるこちらまでたまらない気持ちになりました。
＜オススメ要素＞
・アホエロ続編。
＜関連作品＞
・電子書籍（お試し読みができます。）
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（感想記事はこちらです）
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