蝶と花の関係性2 /akabeko 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)蝶野一片(ちょうの ひとひら)…会社員。腹に子宮の刺青。
(受)花田咲太郎(はなだ さくたろう)…会社員。潜在ドM。
(攻)雲井(くもい)…蝶野の母親の恋人。
<あらすじ>
花田は会社の先輩・蝶野と付き合ってから初めての連休を迎えます。ふたりで一緒に過ごすことになり喜んだ花田でしたが……。
<感想>
前作『蝶と花の関係性』では短編集の中の表題でしたが、続編の今作は1冊通して蝶野×花田、間の過去編で雲井×蝶野のお話でした。
1巻ではさらっと触れられるだけだった蝶野の過去が明かされるとあって、ものすごくドキドキしました……。これは相当重いに違いないと覚悟していたものの、描き方のおかげかそれほどダメージを負うことなく読み進められました。実際かなりのものだったとは思うのですが、現在の蝶野が花田とうまくいっていることが私にとっては大きな救いになったのだと思います。
あとは前巻で蝶野が電話をしていた相手が先生だったらしい描写があり、蝶野にこれまでも頼れる存在がいたことがわかってなんか安心しました。
ドMを自覚した花田に対し、今度は蝶野の方が自分の性癖に気づかされていくという展開には大変萌えました。お似合いのふたりですね、こういうお互いが唯一の存在になっていく関係性大好きです。絡みもSMなだけあってどれも濃く、特に蝶野が新しい表情を見せてくれるたびにぐっとくるものがありました。
カバー下あとがきには思わず唸りました。サドにもいろいろ、なるほどです。
<オススメ要素>
・シリーズ完結編。
・蝶野の過去。
<関連作品>
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