<登場人物>
(攻)ラドネイド…謎の美青年。国王の相談役。年齢不詳。(受)ケリー…近衛騎士。侯爵家の三男。
<あらすじ>
地底を治める闇神から国への加護を得るため、闇族と渡りをつけるよう王命を受けたケリー。長らく断絶していた地底界との交流を復活させようと、「闇の祠」に向かいます。<感想>
攻が神様なのでファンタジーな世界観なのですが、人間とは色々と違っている神様が人に執着愛を向けたら実際にはこうなりそう、とリアルに感じてしまうお話でした。タイトルのノリはおそらく神側からしたらこんなもの、というくらいで、人側から考えるとゾワッとするような恐ろしさを覚えます。最初は闇神のあまりの容赦のなさに、これは後で別の神様が現れてケリーを救い、そちらとくっつくのではないかと考えたほどでした。ですがそんなに都合よくいくはずもなく。ラドネイドがケリーを好きなのは一目瞭然。このまま人に合わせていてくれたら、と願うも、実はもう充分ラドネイドは譲歩してきてはいるのです。読み進めるほどに、分かり合えるはずがないのを痛感させられました。
前々世から、しかも地底から魂をストーキングしてきた神様からケリーが逃れる道はなさそうです。でもラドネイドからしたらようやく想い人を手に入れるところまでたどり着いたわけなので、さらに関係を発展させる可能性も残っているのでしょうか。とはいえ今世の様子を見る限りではかなり厳しそうなので、ケリーの来世に期待です。
<オススメ>
・一方的な神様×愛される運命の人間。<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
DMMブックス

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