<登場人物>
(攻)弐式有生(にしき ゆうせい)…討魔師。本家の次男。眷属は白狐。25歳。(受)山科慶次(やましな けいじ)…討魔師。眷属は子狸。顔は可愛いが短気。21歳。
<あらすじ>
芸能スカウトの目に留まり、瑞人と二人でアイドルユニットを組まないかと迫られた慶次。その気になれない慶次でしたが、討魔師としてスタジオ除霊の依頼をされ、有生とともに東京へ向かいます。<感想>
眷愛隷属シリーズ10冊目でした。第一部完の文字に最初は驚きましたが、現在の新書判から四六判に移ってシリーズは続くとのこと。よかった! これからも応援しています。瑞人がスカウトされたのをきっかけに巻き起こる大騒動、慶次まで一緒に芸能界入りを勧められる中で慶次の仕事への向き合い方が浮き彫りになってくるすごいお話でした。同時に有生本人について新たにわかってきたこともあり、まだまだお互いが知らない事実がたくさんあるようです。すっかりラブラブカップルだと思っていたふたりにさらなる伸びしろを感じられてワクワクしました。
そして毎度大活躍の子狸様、今回は特に「才能」についてのお言葉が刺さりました。確かに子狸様の仰る通りで、ここはおそらく誰もが腑に落ちる上に元気をもらえる展開だと思われます。またそれとは別で発表された慶次の才能。本人は不満そうでしたが、それってなんにでも通じるすごい才能なのでは。子狸様も才能がないことについて「たまーに根性でやり遂げる人もいます」と仰っていましたし。
それから狸の大集会もインパクト大でした。さらっとこなしていましたが披露されたオタ芸、有生も踊ったんですよね。狐さんも一緒に一体どんな顔して踊りこなしたのか……メイドコスプレへの入れ込みようも凄まじかったですが、新鮮な有生の姿も今回たくさん見られて楽しかったです。
<オススメ>
・シリーズ10冊目。<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
DMMブックス【イラスト入り】
・シリーズ

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