カーストヘヴン 1 /緒川千世 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)刈野滉平(かりの こうへい)…高2。ワナビー→キング。

 (受)梓裕也(あずさ ゆうや)…高2。キング→ターゲット。


 久世(くぜ)…高2。ジャック→プレップス。

 日下部あつむ(くさかべ あつむ)…高2。ターゲット→ジャック。


<あらすじ>

 クラスごとに突然始まるカーストゲーム。2年1組のキングに君臨していた梓は、ゲーム中に陥れられ、いじめの標的であるターゲットに身を落とします。
 新たなキングとなったのは、これまではワナビーとして梓の腰巾着をしていた刈野。クラス中を敵に回した梓に、刈野は「俺に犯されるか皆にマワされるか選べ」と迫ります。


<感想>

 カーストヘヴン1巻です。学校で不定期に行われるカーストゲームによってクラス内の序列が決定し、生徒たちは割り振られた役割にしたがって行動するルールのようです。

 冒頭ではキングだった梓は、突然始まったゲーム中に襲われ、その間にターゲットにされてしまいます。首謀者はこれまでワナビーだった刈野。私は現在3巻まで読んでいまして、キングとしての刈野を見慣れた状態で改めて昔の刈野を見てみたら、なんだか異様に可愛く見えてきました。たいした役者ぶりです(久世には見破られていたようですが)。

 ターゲットにされても王様然として振る舞う梓は、彼の家庭環境もあってずいぶんと強い人、というか強くあろうとする人に見えます。今回の下剋上からの、ここからさらに梓が刈野の鼻を明かすような逆転劇は見られるのでしょうか。

 収録されている1~6話のうち、5話と6話はあつむと久世がメインでした。最初はターゲットとしていじめられていたあつむが、久世のおかげでジャックに昇格。周囲からの扱いの違いに困惑しても、権力におごって調子に乗ったりせずとてもいい子です。

 この時点では、やたらとあつむに優しい久世の真意がわからずちょっと怖さも感じます。ただ刈野とは方向が違う人に見えるので、とりあえずあつむがこれ以上ひどい目にあわなければいいな、と願うばかりです。


<オススメ要素>

・シリーズ1作目。
・クラスカースト下剋上。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

Renta!/
BookLive!/
ひかりTVブック/
コミックシーモア/
eBookJapan/
BOOK☆WALKER


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