魔王イブロギアに身を捧げよ７　/梶原伊緒　【漫画感想】

梶原伊緒

2025.11.20

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魔王イブロギアに身を捧げよ7 （Glanz　BLcomics） [ 梶原伊緒 ]

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2025/03/18 発売

＜登場人物＞

（攻）イブロギア…イブ。ゲーム世界のラスボス。まだ覚醒前で見た目は幼い。

（受）牛頭利晃（ごず　としあき）…ゴズ。社会のはぐれ者。転生してゲーム世界のモブに。

＜あらすじ＞

　予想と違った聖女に違和感を感じたゴズとイブは、海の家に残りその正体を探ることに。聖女との距離を詰めるため、海に出没する魔物退治を買って出ます。

＜感想＞

　単行本７巻には、３７～４２話と描き下ろし（３９話外伝）が収録されていました。どこから見ても訳ありげな聖女様と一緒のバカンス編、物語の根幹に関わりそうなやりとりもあったりして一瞬たりとも目が離せませんでした。

　厳密にはバカンスに向かう途中のお話、になるのでしょうか。とはいえ海上コテージはほぼ貸切、海辺でイチャイチャしているふたりの姿はバカンスそのもの。イブくんもまだ目的地ではないことを忘れていたくらいですし、いいもの見せていただきました。

　聖女様についてはやはり謎が多いものの、その発言を通してわかってきたことも。ただ新たな事実がさらなる謎を呼んでいるのも事実。イブくんの突然の胸騒ぎも、この世界そのものに関わることに思えてとても気になっています。

　大事そうなストーリーが詰まった６巻でしたが、その中で絶対に触れずには終われないのが、ゴズさんの水着姿。こんなお姿で泳がれたらそりゃ触手だって襲わずにいられない。次巻はいよいよ触手プレイでしょうか。激しく楽しみです。