ヤクザの秘密には色仕掛けがいいと聞きまして 稲月しん(著)/秋吉しま(イラスト) 【小説感想】

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<登場人物>

(攻)柏木浩二(かしわぎ こうじ)…常盤会系柏木組組長。30歳。

(受)秋津比呂(あきつ ひろ)…大学4年生。顔が整っていることに自覚がある。

 
朝霞亮(あさか りょう)…大学生。比呂の中学からの親友。家がヤクザで、後継者。

 

<あらすじ>

 大学4年の夏休みを迎えた比呂は、卒業後に美容師になるため進学する専門学校を物色中。柏木の勧めもあり美容室でバイトを始めますが、同時に仕事で忙しくなった柏木が比呂からの誘いを断るようになります。

 

<感想>

 シリーズは5作目に突入し、比呂だけでなく柏木さんや亮までもがそれぞれの目的に向かって本格的に動き始めていました。そんなみんなが忙しくなったタイミングで起こった、比呂の盛大な勘違い。今回も大爆笑でした。

 意外にもバイトの許可が下りた比呂。そして比呂が働き始めた美容室に次から次へと訪れる濃くて懐かしいお客様たち……皆様お元気そうで何よりです。美容室が曲者たちの巣窟になってしまわないかちょっと心配もしつつ、またシリーズを読み返したくなりました。

 そして柏木さんに拒否された比呂による紐パン事件が勃発。そこに至るまでの比呂の思考がもう本当に楽しくて。自分に飽きたんじゃ、ではなく柏木さんができなくなったのでは、となるところが比呂らしさと何気にふたりの信頼関係が感じられます。笑いと萌が同時に押し寄せてきて読み進めるのが大変でした。

 勘違いゆえとはいえ、柏木さんのためなら怖いご実家にも乗り込んでいけるし紐パンも穿けちゃう比呂が最高です。結果的に組方面にも良い(?)繋がりができて、ふたりの未来のためにはプラスになったような。比呂の卒業後は亮と距離ができてしまうのが寂しいですが、将来に向けて動き出した彼らを今後も見守らせていただきたいです。

 

<オススメ>

・シリーズ5作目。

 

<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

ブックライブ/
Renta!/
ebookjapan/
DMMブックス

 
・シリーズ
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