<登場人物>
(攻)柏木浩二(かしわぎ こうじ)…常盤会系柏木組組長。29歳。
(受)秋津比呂(あきつ ひろ)…大学4年生。顔が整っていることに自覚がある。21歳。
朝霞亮(あさか りょう)…大学生。比呂の中学からの親友。家がヤクザで、後継者。
<あらすじ>
ヤクザの柏木と大学生の比呂は恋人同士で同棲中。海外赴任していた比呂の両親が一時帰国となり、柏木は挨拶する気満々です。慌てた比呂は護衛の高崎や亮に相談しますが、柏木を止めることはできません。
<感想>
『ヤクザから貞操をしつこく狙われています』、『ヤクザの愛の巣に鎖で繋がれています』、『ヤクザに永遠の誓いを迫られています』に続くシリーズ4冊目でした。ずっとフランスにいた比呂の両親が帰国、比呂はついに柏木さんを家族にお披露目です。比呂の両親だけでなく、警視庁組対のお方や新たな変態さんなど新キャラ目白押しで今回も楽しいお話でした。
まず、比呂が柏木さんとの将来を見据え真剣に行動していて感激でした。ご両親もおっしゃっていましたが、これまで流されるままに生きてきた比呂が自分の力で立とうとしている。それがここまで柏木さんに流されてきたせい、なのが比呂の父・雄太さんには気の毒ではあるのですが。比呂もためらいなく柏木さんへの気持ちを言うようになって、柏木さんもさぞご満悦のことと思います。
あとはやはり雄太さんがこれぞ比呂のお父さん、という感じで爆笑でした。これまで数々の変態を釣り上げてきたらしいお父様、今回もその才能は発揮されていたようでひたすらかわいかったです。そんな雄太さんが連れてきた組対の田辺さんは大丈夫な人なんでしょうか……? 比呂の両親は再びフランスへ行ってしまいましたが、田辺さんについては本当はどんな人なのかわからずとても気になっています。
イラストもすごく素敵でした。いつでも顔がいい比呂と貫禄たっぷりの柏木さんに目が幸せです。特に一度だけ出てきた亮があまりにもかっこよくて、びっくりしてしばらく釘付けになっていました。
<オススメ>
・シリーズ4作目。
・比呂の両親帰国。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
BookLive!/
Renta!/
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BOOK☆WALKER
・シリーズ
(感想記事はこちらです)
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・田辺さんの同期のお話
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