十二支色恋草子 蜜月の章 3 /待緒イサミ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)干伊正隆(かんい まさたか)…お休み処の宮司。十二支憑き。

 (受)古万乃胡太郎(こまの こたろう)…猫憑き。実家は古万乃神社。ツンデレ。


 (攻)楠(くすのき)…十二支。亥の神使。

 (受)乃木清忠(のぎ きよただ)…胡太郎の従兄弟。古万乃神社の分家当主。


 コマ…胡太郎に憑いている猫の神使。古万乃神社の御祭神。


<あらすじ>

 狐の神使・直からの依頼で、行方不明になってしまった狸の神使・円を探すことになった正隆と胡太郎。ところが、円の処遇をめぐって正隆と胡太郎は意見が分かれ、仲違いしてしまいます。さらには乃木と楠も巻き込んでの対立となりますが……。


<感想>

 『十二支色恋草子』(全3巻)の続編シリーズ・「蜜月の章」3巻です。狸と狐の命がけの悪ふざけに始まり、荒ぶる鯉たちの恋バナに巻き込まれたりと正隆胡太郎夫婦の周りは今回もにぎやかでした。神使さんたちのドタバタと同時進行で、ずっと気になっていた組み合わせや意外なキャラたちが進展していくのが見られて楽しかったです。

 十二支でいるためには厳しい条件があることはこれまで少しずつ明かされてきていましたが、颯助とコマだけでなく楠と乃木さんにまで影響しているとは。しかも詔とイケノもいい雰囲気だったとは驚きました。ウサギとカメって良い組み合わせですね……!

 鯉とイタチの開き直りは本当はとっても切ないとはわかっているのですが、元気そうなので笑ってしまいました。カバー下で計画されていた推しめぐりツアーが楽しいものになるよう願わずにはいられません。

 颯助や楠は今後十二支でいることになにかしらの決断を下すのでしょうか?もしかしたらさらなる展開があるのかもしれませんが、とりあえずそれぞれの気持ちは伝わった様子なので安心しました。

 描き下ろしで楠×乃木さんがじっくり見られたのは嬉しかったです。楠の気持ちは亥らしく一途でわかりやすくて、亥攻っていいなぁ……と今さらながらしみじみとしてしまいました。カバー下漫画(2P)もかわいくておもしろかったです。イケノの笑顔と詔の背中に萌が止まりませんでした。


<オススメ要素>

・正隆は寅憑き~兎憑き。
・脇キャラがそれぞれ進展。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

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