恋するインテリジェンス 9 /丹下道 【漫画感想】

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<登場人物>

 春日奏生(かすが そうき)…外務省第118期分析官。毒舌家。34歳。

 木菜会梨緒(きな えりお)…外務省第118期分析官。リアリスト。34歳。眼鏡。


<あらすじ>

 外務省第118期分析官の春日は、自他ともに認めるクズで毒舌家。しかしバディの木菜の前でだけは猫をかぶり、本心を隠して優しくしています。


<感想>

 118期春日と木菜の過去編がじっくり展開されていて、すごくおもしろかったです。これまでも木菜の前でだけは態度が豹変する姿が見られた春日が、昔はこんなに木菜に冷たかったとはびっくりでした。

 春日って一人で行動しているときはそんなに悪い人ではなさそうなのに、仕事中や仲間と遊んでいるときの言動はクズそのもの。木菜がかわいそうで、同情は募るばかりです。

 それでも、木菜の育ちや予備校時代の回想を目にすると、木菜が春日に魅力を感じるのも納得できてしまいました。ずっと追い詰められてきた木菜にとって(椅子に足を縛っていたのは衝撃でした)、いい具合に力の抜けた春日の言葉はどれほど響いたことでしょう。

 春日と木菜のお話は過去編で終わってしまったので、今はとにかく現在のふたりが進展してくれるのを願うばかりです。

 9巻は過去編がメインだったため、118期の皆様の若かりし頃もたくさん見られて楽しかったです。中でも牛通堂が眼鏡をしておらず、大好きなキャラなのにしばらく誰だかわかりませんでした。知らないイケメンがいるけど誰だろう……? と考えていたら推しだったという。千散さんごめんなさい。

 描き下ろしには、鳴子さんと佳清さんが登場。108期の方々のお話ってあんまり見たことなかったので新鮮で、やはり心労が絶えない様子。128期の後輩視点だとあんなにしっかりしていてかっこいい118期も、やはり先輩には手を焼かれていたんだと思うと微笑ましいです。

 大幅に描き下ろしが追加されている「スキマ09」では、柳×先森の絡みシーンがたっぷり拝めました。先森さんの貴重なデレがあって満足です。これは柳もたまらないですね。


<オススメ>

・外務省第118期官春日×木菜編。


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 応募締切 2022年2月9日(水)消印有効


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