雄の花園~オーナーはホスト達に体で愛をわからせられる~ 西野花(著)/國沢智(イラスト) 【小説感想】

記事内に広告が含まれています。


<登場人物>

 (攻)南野隆弥(みなみの たかや)…ホスト。ナンバーワン。28歳。

 (攻)貴宮悠生(きみや ゆうせい)…マネージャー。元ホスト。

 (攻)小松真尋(こまつ まひろ)…ホスト。韓流アイドル系。23歳。

 (受)藤澤智祐(ふじさわ ちひろ)…ホストクラブオーナー。元公務員。25歳。


<あらすじ>

 伝説のホストとして名を馳せた父親への反発から、役所勤務の公務員になった智祐。職場でセクハラとパワハラに悩まされていたところ、ホストクラブを経営中の父親に自分の店を継がないかと提案されます。気が向かないままオーナーとなった智祐でしたが、店のホストとマネージャーに気に入られ次々と手を出されます。


<感想>

 攻3、受1の4Pのお話で、意外にも(?)3人の攻さん方は最初はそれぞれ1人ずつ順番に智祐に手を出してくるため前半は1対1で進みます。これは攻同士の骨肉の争いが繰り広げられてしまうのかとちょっとビクビクしましたが、4Pにもつれこむまでに話し合いはなされていた様子。仲良く智祐に尽くしてくれて安心しました。

 智祐の父親もですが、主役4人が皆様キャラクターが濃くていらっしゃる。ひとりについてそれほど掘り下げられはしないんですが、さらっとすごい発言をしていたりして思わず2度見していました。中でも貴宮さん……奴隷を飼っていらしたんですか?しかも周囲はその事実を当たり前に知っている……貴宮さんとは仕事中も距離が近い智祐の将来がますます楽しみです。

 聞き捨てならないパワーワードも盛りだくさんでした。「体内で玉突き事故」、「肉棒管理」、「太い姫」などなど、センスの光る言葉選びにただただひれ伏すばかりです。

 國沢先生の挿絵もひとつひとつが色気ダダ漏れでじっくり眺め回しています。最後の桜介さんがもう納得の背中で感激でした。


<オススメ>

・従業員×オーナー。


※紙本の帯にプレゼント(抽選)のお知らせがありました。

<創刊18周年記念プレゼント 100名>
『書き下ろしSSカード封入サイン本』
帯についている応募券2枚(2022年4月、7月発売のラヴァーズ文庫の中から2冊分)をアンケートハガキか官製ハガキに貼り、必要事項を明記して応募できます。
締切:2022年10月31日 当日消印有効


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

BookLive!/
コミックシーモア/
ebookjapan/
BOOK☆WALKER


・SS収録
感想記事はこちらです


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ


コメント

タイトルとURLをコピーしました