<登場人物>
(攻)弐式有生(にしき ゆうせい)…討魔師。本家の次男。眷属は白狐。25歳。
(受)山科慶次(やましな けいじ)…討魔師。眷属は子狸。顔は可愛いが短気。21歳。
<あらすじ>
有生に同棲を持ちかけられながらも、一人暮らしを継続中の慶次。新しく隣に引っ越してきた大学生と仲良くなりますが、有生には警戒されるばかりです。
そんな時、弐式家で行われる花見の宴に呼ばれた有生と慶次。選抜された討魔師同士が勝負をする宴に、初参加の慶次は喜んで向かいます。
<感想>
眷愛隷属シリーズ7冊目でした。意味深な新キャラが増え、ストーリーがさらに盛り上がってきた印象です。有生と慶次はラブラブ、ふたりを取り巻く眷属さんたちも変わらずかわいくて、ますます楽しくなってきました。
討魔師勝負では夢の兄弟対決となったものの、思っていた以上に有生が周囲から危険視されているのが浮き彫りに。読者としては笑ってしまったのですが、慶次が焦るのもわかります。親戚のみんなから有生を託されている慶次……圧倒的実力差のある恋人を守ろうと奮闘する年下受に何度も萌えさせていただきました。
あとは毎回書いている気がしますが子狸がかわいいです。姿以外はちゃんとした一人前で、あの口調ままなかなかに鋭いアドバイスをしてくれるのがたまりません。眷属さんたちの感覚ってファンタジーのはずなのに妙に説得力があってよく唸らされているのですが、特に節約やボランティアについての子狸様のお言葉にはつい我が身を振り返ってしまいました。
井伊家との対決もとても気になるので、今後もぜひ続いていってほしいです。それから柚。タスマニアデビルの返り咲きを心待ちにしています。
<オススメ>
・シリーズ7冊目。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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Renta!【イラスト入り】/
コミックシーモア【イラスト入り】/
ebookjapan【イラスト入り】/
BOOK☆WALKER【イラスト入り】
・シリーズ
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狐がひとりじめ―眷愛隷属― 夜光花(著)/笠井あゆみ(イラスト) 【小説感想】
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