始祖の血族 夜光花(著)/奈良千春(イラスト) 【小説感想】
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<登場人物>
(攻)ノア・セント・ジョーンズ…火魔法の血族の直系。闇魔法の血族の血も流れており、赤毛に。青い瞳。
(受)マホロ・ボールドウィン…小柄で、全身真っ白。光魔法の血族。
アルフレッド…デュランド王国国王。
ジークフリート…闇魔法の血族の直系。退学後に失踪。マホロに執心。
<あらすじ>
ノアと王女の婚約の噂が広まり、動揺するマホロ。マホロとノアの関係はこじれたまま、士官学校の4年生は卒業式を迎えます。
<感想>
『烈火の血族』、『花嵐の血族』、『女王殺しの血族』、『異端の血族』、『兇王の血族』、『呪縛の血族』に続く「血族シリーズ」7冊目、完結巻でした。登場人物全員の意味深な一挙手一投足から目が離せず、明かされていく事実に圧倒されながら読み進めつつも、次に何が起こるかわからない緊張感は最後まで途切れません。容赦なく減っていく残りページに本当に完結するんだろうかと謎の焦りが募っていくのですが、不安はすべて杞憂だったと確信できる美しいラストが待っていました。
ジークフリートのことや、マホロのためとはいえノアが婚約してしまい、こじれたままのふたり。互いの気持ちは変わらないし、おめでたいこと、前に進んでいることもあるものの、やはり戦いや陰謀によってジワジワとマホロが追い詰められていくのがわかります。完結への期待もあり、読んでいて緊張感は増すばかりで。マホロと一緒にギリギリまで追い込まれる心理状態を味わえました。
そんな心境が続いてからの清々しいほどのラストに、感動と解放感と少しの寂しさが一気に押し寄せてきて放心しています。マホロの選択が正しかったのかは、今後の彼らが幸せに生きていくことで証明されるんだと信じています。
最後に、シリーズ通して奈良千春先生のイラストがどれもぴったりでいつも楽しみにしていました。すべての謎が解けた今、もう一度じっくり見返してこようと思います。
<オススメ>
・血族シリーズ完結。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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