太らせてから食べる餌付けＢＬ６選　【漫画５小説１】

　涼しい顔で相手のために食事を用意し、ナチュラルに尽くしていたと思ったら実はいろいろ思惑があった……な展開はちょっと怖くなりつつも癖になってしまい、定期的に読みたくなります。自分の作ったものだけで相手の味覚や細胞まで支配したくなる独占欲、底が知れなくてゾクゾクします。



・『ボーイミートボーイ』（表題作）　/七ノ日

　大学の課題を建前に、受のみっちゃんには自分の作ったもの以外は一切食べさせないという徹底した栄養管理をしてみせた攻・きぃ。ふたりのゆるふわな子供時代がかわいいです。



・『ドラッグレス・セックス』（好きにしたいよ）　/エンゾウ　（感想記事はこちらです）

　人間の細胞が……な話はこちらで初めて知りました。受に負けず劣らずな攻の執着、なかなかのものでした。



・『捨てないでマイヒーロー』（表題作）　/ひもだＱ　（感想記事はこちらです）

　珍しいΩ×αです。高飛車だけれど甘いαの楓を丸め込んでいくΩのあずさ。いろいろクレイジーなお方でした。



・『眠り男と恋男』（優しいディナー）　/座裏屋蘭丸

　口実が「偏食改善」というのが新鮮でした。シェフの攻による、おいしそうに食べる君を見たい、という口説き文句が素敵で感激しました。



・『please,marry me!!』（表題作）　/日塔てい

　至れり尽くせりな熊切にすっかり餌付けされた和智。外堀を埋められていく爬虫類顔がたまらなかったです。



・『掌の檻』　宮緒葵（著）/座裏屋蘭丸（イラスト）

　いつの間にか雪也の作ったもの以外は体が受け付けなくなっていた数馬。喰らい喰らわれる関係性が絶妙でした。



　表面上は爽やかでニコニコしている攻のなんと多いこと……。餌付けは最強です。



　ご覧いただきありがとうございました！