鳥BL7選 【漫画5小説2】

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 今(2018年)は戌、来年は亥年だとわかっていたはずなんです(言い訳)。それなのにどうしてか昨日の私は「もうすぐ酉年が終わるから鳥の出てくる作品を探してみよう」と本気で考えていました。そしてだいたい選び終わった頃に気づきました。自分が間違っていたことに。
 ですがあと10年近く待つ余裕もないので、ここでかわいい鳥さんたちが活躍する作品を紹介いたします。



『鳩の王』 /河合あめ (感想記事はこちらです

 スパダリ鳩男(帯より)をはじめ、人の姿になれる鳥と人間とのお話が3つ収録されています。鳩の後には雀とカラスが登場する鳥づくし本。紙本カバーを外すと鳩姿の王と目が合います。



『十二支色恋草子 1』 /待緒イサミ

 各話ごとに正隆に十二支が憑く素敵シリーズ、記念すべき第1話が酉でスタートしていました。鶏や雀などいろんな姿になれる酉の大将・曙。私にとってはいつでもかわいい癒し要員です。



『雀フェイバリット』 /九重シャム

 仁の唯一の友達は、人の言葉がわかる雀だけです。そんな仁の前に突然現れ「友達になってください」といったきた人間の鈴芽くん。いじめられていた仁を助けてくれた鈴芽くんはヒーローのようでした。



『鴆 比翼の鳥』 /文善やよひ (感想記事はこちらです

 前作にあたる『鴆 ―ジェン―』が人×鴆だったのに対し続編のこちらは鳥人の鴆同士のお話です。羽を広げて空も飛べる鴆、美しいです。



『俺が委員長のメスになるまで』(未開発♂ラブカリキュラム) /末原さかえ (感想記事はこちらです

 出てきたのはほんのちょっとだけなのですが、クルチカ族のイザヤの腕に乗っていた「ファビュラスな伝書鳩」のインパクトが強烈でした。これは本当に幸運を運んでくれそうです。



『慈愛の翼~紫眼の豹と漆黒の鳥~』 犬飼のの(著)/國沢智(イラスト)

 薔薇の宿命シリーズのスピンオフ作品です。本編に登場していた豹の蒼真のお相手が、幻の種族とされるバーディアンのユーリです。冒頭のユーリは美しい白鳥の王子様です。



『愛を与える獣達 「番」と獣は未来を紡ぐ』 茶柱一号(著)/黒田屑(イラスト)

 脇キャラながらシリーズ中地味に(?)活躍していたパリスが梟族です。こちらの3作目にパリス視点の短編が収録されています。これまではわりと謎だったパリスの胸の内を、ほんの少し垣間見ることができました。



 私の持っている鳥本は、気高く美しいクールなタイプと、ピヨピヨ世話を焼いてくれるタイプとに2分できそうです。
 そして探してみて初めて気がついたのが、タイトルには鳥関連の言葉が入っていても、実際に鳥が出てくるものはそんなにないことでした。囀る~、花鳥~、鳥籠、鷹……等々、むしろ本当に鳥が登場する方がびっくりなくらいです。



 ご覧いただきありがとうございました!

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