抱かれたい男１位に脅されています。８　/桜日梯子　【漫画感想】

桜日梯子

2021.10.082024.03.24

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抱かれたい男1位に脅されています。（8）

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桜日梯子リブレ 2021年09月18日頃

＜登場人物＞

　（攻）東谷准太（あずまや　じゅんた）…俳優。祖父がスペイン人。

　（受）西條高人（さいじょう　たかと）…俳優。子役出身の演技派。

　イワノフ騎士（イワノフ　ナイト）…新人タレント。准太の大ファン。家が極道。

＜あらすじ＞

　高人をはじめとした周囲の働きかけによりドラマの現場はなんとか収まりを見せ始め、しびれを切らした羽柴は高人を拉致。誘い出された准太は、羽柴に催淫剤を飲むよう強要されます。

＜感想＞

　黒い繋がり、二人舞台、レス問題など、７巻で展開されていた諸々が一気に収束していく怒涛の８巻でした。しかも一瞬本物かと思ってしまったくらいの舞台チケット（風のしおり？）が付いている……！！あまりにもリアルで、しかもとってもいいお席。これだけで妄想が捗ります。

　いろんなところで問題が起こっていて一体どうなってしまうのかとヒヤヒヤしましたが、最終的にはチュン太の力技が際立っていたような。高人さんが牛頭原組の皆さんの方を心配し出したあたりから、（くるぞくるぞ……キタァァッ）とワクワクし始め、怒り狂った発情天使の登場には諸手を挙げて踊り出したいくらいでした。

　これぞ「だかいち」という感じがして、二人舞台が開演するころには私はいつの間にか穏やかな気持ちに。しかし、そんな和んだ状態で迎えた「血の婚礼」の演出には度肝を抜かれました。カラーページやチケット、見に行ったお客さん達の反応に至るまで、もうなんかすごかったです。圧巻でした。

　黒い繋がり編は８巻で完結、９巻はちゅんたか初デート!?が見られるかもしれないとのことなので楽しみに待ちたいと思います。そういえばカバー下で綾木がいじられていて、綾木っていつの間にこんなに楽しいキャラになったんだろうと考えてしみじみしました。今の綾木ってすごく愛されているような。最初はあんなに嫌な奴だったのに……どうしてなのか私も大好きになっていました。

＜オススメ＞

・黒い繋がり編完結。

＜関連作品＞

・電子書籍（お試し読みができます。）