＜登場人物＞
（攻）新道直太郎（しんどう なおたろう）…α。政治家一族の若手議員。
（受）新道千広（すえなが ちひろ）…Ω。直太朗の番。元シングルマザー。
末永尚海（すえなが なおみ）…α。ナオ。千広の元夫。事故で亡くなっている。
新道未来（しんどう みく）…千広とナオの息子。保育園児。
＜あらすじ＞
千広と直太朗は籍を入れ、第２子も生まれ幸せに暮らしています。新居への引っ越しを控え、直太朗の実家へ挨拶に訪れた千広。α至上主義の義母に心無い言葉をかけられた千広は、せめて子供たちだけでも許してもらおうと自分は我慢をし謝罪をしますが……。
＜感想＞
２巻に備えて１巻を読み返したら切なくて泣いてしまったんですが、２巻では試練が訪れようとも千広と直太朗の絆は揺らがず、ずっとラブラブでいてくれてほっとしました。ナオの面影も完全に消えたわけではないようで、家族が増えて強くなっていく新道家にたくさん萌をいただきました。
ふたりの結婚発表から１年が経っていて、何より驚いたのは未来くんがかなり成長していらっしゃったこと……！ 保育園にはまだ通っているようですが、そうですか、お兄ちゃんになったんですね。しかも千広がピンチとなれば一番に守ってくれるたくましい子。将来が楽しみだなぁと勝手に親戚気分を味わっております。
その一方で、政治家として本気で世の中を変えようと日々戦っている直太朗には、危険が付き物。立派な新居に引っ越そうとも直太朗だけでなく千広にまで危害が及んだのには肝が冷えました。助けに来てくれたとはいえ、直太朗が体を張るのは千広は相当怖かっただろうと思います。どちらも無事でよかった。千広の危機に気付くきっかけがナオだったのはαの執着が感じられて嬉しかったです。ナオすごいな……。
あとは千広のオメ友の「ザワちゃん」！ あんな幸せそうな家庭をお持ちだったんですね！？ 眼鏡の旦那さんもいいキャラしてそうでとても気になります。
カバー下あとがきも抱腹絶倒でした。先生のお身体を心配しつつもどうしても笑ってしまうエピソードの数々。今回も楽しくて元気をもらえました。
＜オススメ＞
・運命の番のその後。
＜関連作品＞
・電子書籍（お試し読みができます。）
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（感想記事はこちらです）
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