Dear＋　２０１８年１０月号　【雑誌感想】

＜収録内容＞
（出版社ＨＰより一部引用しています。）

＜表紙＆カレンダーカード＞　待緒イサミ

＜リレーエッセイ＞　ymz

＜漫画＞
「花鳥風月」志水ゆき（巻頭カラー）
「東オトコ京オトコ」木下けい子（カラーつき）
「恋人を可愛がる方法」青山十三（カラーつき）
「天の川流る」りーるー（カラーつき）

「子持ち」特集カラーイラスト　楔ケリ／式 夏緒

「子持ち」特集コミック
「ダメなお父さん」立野真琴
「安っぽいプロポーズ」雨隠ギド
「ここはBL編集部」猫野まりこ
「古割荘の待ち人」間宮法子
扉＆１コママンガ　猫野まりこ

「花恋つらね」夏目イサク
「十二支色恋草子 蜜月の章」待緒イサミ
「セラピーゲーム＋Play More」日ノ原巡
「恋する僕らは胃腸が弱い」奥田枠
「秘密には向かない職業」金井桂
「隣の嘘つき」須坂紫那×安西リカ
「清く正しく美しく」山本アタル
「ミーのキラー」のきようこ
「青少年のための優良図書」吉田ゆうこ
「毎日カノン、日日カノン」並榎雫×砂原糖子

お試し版・１話試し読み　「おじ顔中学生と童顔おじちゃん」ほしえだ

＜応募者全員プレゼント＞
待緒イサミ先生「DEAR＋ PAPER COLLECTION vol.156」
（今号の記入済みアンケートハガキと８２円切手を張付済み返信用封筒（長４）を同封して応募できます。　締め切り：２０１８年１０月１１日（ＨＰには１３日との記載もありました） 当日消印有効）



＜感想＞

　なんてかわいい表紙……！ずっと眺めていられます、ウリ坊に触りたくて仕方ないです。

　以下、気になった作品の感想です。



『十二支色恋草子 蜜月の章』　待緒イサミ

　仲能ががんばってました。必死に小熊を守ろうとする姿に逞しさを感じつつ、ネズミに戻ってしまう瞬間はやっぱりかわいかったです。熊のおじさんとは誤解があったようで、明日香さんの男前ぶりは最強でした。

　最後にとても気になったのが、颯助とコマ。十二支にそんな厳しい条件があったとは知らなかったんですが、このふたりはこれから発展するのでしょうか？動揺して胡太郎に甘えるコマにものすごく萌えました。



『恋人を可愛がる方法』　青山十三

　柳浦さんの白肌と鬼塚さんの刺青がカラーで見られて嬉しいです。お風呂場でシャツ一枚の柳浦さん、がっつり透けてます。

　「鬼塚さん！今日ってヤりますか？」…といつでも直球の柳浦さんに最初から吹き出してしまいました。

　いつでも真剣な恋人同士のふたりは、楽しい連休に突入です。ところが、柳浦さんの従兄弟・真雪さん（女子高生）を柳浦さんの部屋で預かることになり、恋人であることを隠すためにふたりはてんやわんや。真雪さんは柳浦さんのことが好きそうに見えるので、今後は鬼塚さんがもだもだする展開になるのでしょうか。真雪さんがとてもいい子なのが既に切ないですが、このシリーズ大好きなのでこれからも楽しみです。



『安っぽいプロポーズ』　雨隠ギド

　子持ち特集のショート読み切りです。８Ｐと本当に短いんですが、とてもいい話でした。

　健の幼馴染の和也が、子供だけ連れて帰ってきます。健の心の中で繰り広げられる和也大好きモノローグ、和也の子供のたけるには見抜かれているみたいです。

　「あーーすきだーーー」とついに声に出ていた健。たけるにも理解が得られたようですし、和也がいつか振り向いてくれることを祈っています。

　先生のコメントで、今は麻呂眉の息子さんは将来ガタイのいいイケメンになるとあり、思わずもう一度見返してしまいました。



『天の川流る』　りーるー

　Dear＋でりーるー先生が読めたことにまずびっくりでした。内容は子持ち特集の読み切りで、特殊な事情から一緒に赤ん坊の面倒をみているふたりのお話。

　赤ちゃんの天の両親が突然事故で他界してしまい、天の母親の兄・慧さんと、父親の弟・芳彦くんで天の面倒を見ています。ふたりとも仕事をしながら、赤ん坊の扱いに戸惑いつつも協力して暮らす姿にぐっときました。子供の大きくなるところを一緒に見たいってすごく素敵な告白でした。



＜次号予告＞

　次号Dear＋１１月号は、２０１８年１０月１２日（金）発売。
　表紙＆巻頭カラーは左京亜也先生、全プレペーパーは須坂紫那先生。特集企画第３弾は「オメガバース」です。