・『インテリ君の恋病』 /ヤマヲミ
監禁とはいってもこちらは緩めのヒモ1本です。小学生の「好きな子はいじめたい」心理を大人が体現したらこうなる、を見せていただきました。
・『サディスティックに振り回して』(表題作) /透巳ジロー (感想記事はこちらです)
学生の年下攻が強すぎる愛ゆえに年上社会人彼氏を手錠で監禁です。暴走しているようで実は周到に根回ししていた佐渡島くん、スパダリです。
・『王子の箱庭』(表題作) /緒川千世
かつての世話係・岩瀬が8年ぶりにお坊ちゃんの譲と再会、屋敷に譲を監禁します。手錠と鎖で拘束しつつも甲斐甲斐しく世話を焼く岩瀬がたまにちょっと不気味です。
・『添い寝ラヴァーズ』(監禁25年生活) /イイモ
見ず知らずの男・はじめにいきなり拉致・監禁されたアキヒト。しかもこのまま25年経てばアキヒトははじめを愛するようになるといいます……何から何まですごいお話でした。
・『フェロモン探偵 監禁される』 丸木文華(著)/相葉キョウコ(イラスト) (感想記事はこちらです)
シリーズ6冊目です。錯乱状態にまで陥った映が雪也に監禁されることでむしろ安堵する、となるあたりに信頼関係のある監禁って新しくていいなあと感じます。
・『監禁生活十日目』 水原とほる(著)/砂河深紅(イラスト) (感想記事はこちらです)
サイコパスだらけの監禁生活、洗脳されまいと抗い続ける実洋ですが、周囲は容赦なく振り回してきます。この生活がなんとなく優しいものに見えてくるのが怖いです。
・『七日間の囚人』 夜光花(著)/あそう瑞穂(イラスト)
気がついたら全裸で監禁されていた要と亮二。密室で繰り広げられる展開に、最後の最後まで目が離せませんでした。
監禁する側が用意周到に企んでいるせいなのか、助けに来てくれる人が誰もいないような。自力で何とかしようとする方に男らしさを感じてしまうので、私が無意識にそういうものを選んでいるのかもしれません……。
ご覧いただきありがとうございました!
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