心が洗われる(かもしれない)健気受BL9選 【漫画4小説5】

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 不運な環境でも腐らずに立ち向かう受はいつ見てもかわいいし応援したくなります。耐えて耐えて耐え忍んだ先の幸せに涙が出たり、攻のためを思うあまりおかしな方向へ走る姿に笑ってしまったり。そんな「攻や周りのことを考えて耐え忍ぶ系の受」を探してみました。



『花鳥風月5』 /志水ゆき

 人はいったいどこまで忠犬になれるのかを体現して見せてくれた火弦。彼の幸せを願わずにはいられませんでした。



『ただただ好きというだけで』 /ときたほのじ (感想記事はこちらです

 絡まれた不良から攻の吉澤を守るため、単身乗り込む受・十時。王道展開がよく似合う、癖になる健気さでした。



『花と純潔』(表題作) /桂小町 (感想記事はこちらです

 天より高いプライドを持つ吸血鬼の千歳でさえ、どこまでも善良な弥生に絆されていきます。同時収録の短編「ノラ猫閣下の美しい人」の受も、大変健気なお方でした。



『同人に恋して』 /猫野まりこ

 「元親友×俺」の同人誌を持ち込まれても恋人になってくれた上に、壱都のためにひとりで自分の身体開発に乗り出し苦戦する受・芳史。壱都が惚れるのもわかります。



『戀のいろは』 御堂なな子(著)/テクノサマタ(イラスト) (感想記事はこちらです

 健気さとは、と考えすぎてわけがわからなくなったときはこちらのほたるさんを思い出し、まるで教科書のように再確認しています。「いとしいとしというこころ」について大変勉強になる、いいお話でした。



『涙の中を歩いてる』 水原とほる(著)/梨とりこ(イラスト)感想記事はこちらです

 医者という職業でありながら相手を痛めつける方法でしか愛せない高林と、そんな高林のことが好きだという一心でどんな仕打ちにも耐える有也。何度読んでも切ないのに、何度でも手に取って読みたくなる本です。



『竜王様のお気に入り!ブサイク泣き虫、溺愛に戸惑う』 野羊まひろ(著)/螢子(イラスト) (感想記事はこちらです

 容姿のせいでずっとつらい目にあってきた陸。召喚された異世界でもそれは同じでしたが、努力して少しずつ歩み寄ろうとする陸は本当にいい子です。つい我が身を振り返ってしまいました。



『邪神の婚礼』 かわい恋(著)/Ciel(イラスト)感想記事はこちらです

 授乳、邪神、花嫁、モフモフ眷属、と盛りだくさんな要素をすべて受け止めるナザールはとても心優しい青年です。ここまで健気な性格の持ち主に長髪が加わると最強なんだと思い知りました。



『そらのだいじな旦那さま』 野原滋(著)/サマミヤアカザ(イラスト)感想記事はこちらです

 捨てられた上に身代わりに嫁に出された悲惨すぎる境遇の空良。優しくしてくれた旦那さまや御家のために身を挺する姿に涙が出ました。



 大好きな健気受を集めてみよう!と思い立ったはいいものの、いざ本棚に向かうとそもそも受に回れる時点で健気なのでは……という考えが頭を過ぎりました。するとあらゆるBL本に健気受がいるように見えてくるのです。選ぶのがとても大変でした。







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