今回はそんないつまでも私の心をつかんで放さない作品を紹介致します。
・『是―ZE―4』 /志水ゆき
えらい所で続いてしまった3巻にしようか迷いましたが、ここは4巻にしました。こんな展開もありなんだ、と驚くと同時に、ありだな……としみじみ感じたお話でした。
・『ラクダ使いと王子の夜』(いびつな欠片) /緒川千世
「いびつな欠片」を初めて読んだのはたしか「PINK GOLD」だったと思います。なんかすごいものを読んでしまった……としばらく放心したのをよく覚えています。
・『Hybrid Child』 /中村春菊
「純情ロマンチカ」と「世界一初恋」の中村先生、という情報だけで読んだので、完全に不意打ちを食らいました。初めて涙したBL本だったような気がします。
・『ファインダーの標的』(表題作) /やまねあやの
そ、そんなことまでしてしまうの麻見様……と、BL初心者だった私は凄まじい衝撃を受けました。もとはSM特集のために描かれた作品だったとのこと。SMという言葉を深く心に刻み込みました。
・『明日が世界の終わりでも』(表題作) 榎田尤利(著)/藤たまき(イラスト)
途中のあまりにショッキングな展開に言葉を失ってしまいました。でも読んだことを後悔してはいません。
・『祈り』 綺月陣(著)/梨とりこ(イラスト)
初めて読んでからだいぶ時間が経ちましたが、今でもよく思い出す作品です。かなりヘビーでしたが、先生のあとがきで元気をもらえました。
・『キス』 一穂ミチ(著)/yoco(イラスト) (感想記事はこちらです)
こちらは読む人によって印象が変わりそうではあるんですが、私は読後3日くらい眠れなくなってしまいました。苑と明渡にはこちらがびっくりするくらい幸せになってほしいです。
・『FRAGILE』 木原音瀬(著)/高緒拾(イラスト)
まずは電子で読んだのですが、私が購入したものにはあとがきが収録されておらず、興奮冷めやらぬまま紙本を注文した思い出の作品。何か情報が得られるなら、なんでもいいからもうとにかく何かせずにはいられなかったのです。
漫画については、当時まだBLの世界をよく知らなかったためにとりあえず王道、名作と呼ばれている作品に手を出して洗礼を受けたものが多くなりました。それに対して小説はヘビーなものばかりに偏ってしまいました。でもどれも読んでよかったと思えるものばかりです。
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