GUSH (ガッシュ) 2019年 02月号 雑誌 /海王社
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<収録内容>
(出版社HPより引用しています。)
<表紙> 山本小鉄子
<漫画>
山田ユギ「この恋は運命じゃない」
待緒イサミ「恋愛禁止ライブラリー」
餅野おこげ「Chéri!」
西のえこ「エブリデイ イズ ア グッドデイ」
三尾じゅん太「偏愛ランジェリー」
天王寺ミオ「ビッチな猫は劣情の爪を研ぐ」
黒岩チハヤ「ましたの腐男子」
式夏緒「最終電車」
加奈「きみと図書館で」
藤本ハルキ「先生、差し入れです。」
木下ネリ「ブラコンお兄さん、こっち向いて」
安堂ろめだ「禅に入っては。」
カキネ「ロミオの純心」
上田にく「早めにお召し上がりください」
西原ケイタ「俺の幼なじみがエロ可愛い件について
吉尾アキラ「白雪姫にくちづけ」
縁々「淫乱と忠犬」
志々藤からり「先生、その恋 死んでます。」
まさお三月「ただ思うことは」
<応募者全員プレゼント>
梶本潤先生「スパダリDKに欲情しすぎて困惑してます」描き下ろしマンガペーパー
(記入済みアンケートハガキと82円切手を貼込済み返信用封筒(長4)が必要です。
締め切り:2019年2月7日(木)消印有効)
<感想>
「お値段据え置き大増量」の文言に偽りなく、だいぶ分厚くなっていたGUSH。毎号スタートする新連載、今月は山田ユギ先生でした。
以下、気になった作品の感想です。
『この恋は運命じゃない』 山田ユギ
舞台は活版印刷所、デザイナーの塚本と若手職人の剛がぶつかりながらも協力して仕事に向き合う姿にぐっときました。まだ始まったばかりというのもあって、主役のふたりよりも周りの皆さんが濃い方ばかりでとても気になってしまいました。
お話自体は新しいこちら、『山田BL』に収録されていた「昼も夜も」の関連作だったんですね。私が忘れていただけかもしれませんが、まさかあのマスターが「山田」さんだったとは。白石さんもちょっとだけ登場していて、高瀬さんに報告されて慌てふためく姿が見たくなってしまいました。
『エブリデイ イズ ア グッドデイ』 西のえこ
しっとり落ち着いた空気の中、それぞれがちょっと悲しい事情を背負っての再会のお話かと思われます。出会いは大学生と中学生、中学生だった千尋と5年ぶりに会ったら二十歳になっていて、そりゃあ社会人になった暁もびっくりです。
姉夫婦を事故で亡くしてしまった暁は、今は両親と暮らしている姉の子供・「あっぴ」を一時預かることに。みんなが互いを思いやっている雰囲気が優しくて新鮮でした。あっぴの抱えているひよこのぬいぐるみが胸が痛くなるくらいにかわいかったです。
『淫乱と忠犬』 縁々
大学生の元木は、追いつめられて危うく万引きしそうになっていたところを粟島に止められます。困窮していた元木にいいバイトを紹介してくれるという粟島でしたが、そのバイトというのがゲイビ出演。頭も育ちも良さげな粟島ですが、中身はかなりぶっとんだ人なのかもしれません。
そんな粟島の刺激的なバイト現場に居合わせた元木は、我慢できずに粟島を襲ってしまう急展開に。しかしこれによって元木は粟島に忠誠を誓うこととなり、その姿はまさに忠犬。このふたりの将来がものすごーく楽しみになりました。
<次号予告>
次号GusH7月号は、2019年2月7日(木)発売。
表紙は柊のぞむ先生、全プレペーパーはアヒル森下先生だそうです。
<関連作品>
(感想記事はこちらです)
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