GUSH 2019年5月号 【雑誌感想】

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<収録内容>
(出版社HPより一部引用しています。)

<表紙> 高永ひなこ「恋する暴君」

<漫画>
サガミワカ「くちづけは嘘の味」(巻頭カラー)
楢崎ねねこ「ミッドナイト・シークレット・セックス」(カラー)
西原ケイタ「俺の幼なじみがエロ可愛い件について」(カラー)
梶本潤「大人の恋はややこしい」(カラー)
かんべあきら「ご主人様の癒し系彼氏」
柊のぞむ「どっちもどっち」
ゆくえ萌葱「白刃と黒牡丹」
山田ユギ「この恋は運命じゃない」
吉尾アキラ「白雪姫にくちづけ」
風緒「ぼくとモナリザ」
野花さおり「ロングナイトスイートポルノ」
カキネ「ロミオの純心」
大和名瀬「1Kアパートの王子様」
浅井西「ぼくの先生」
天王寺ミオ「ビッチな猫は劣情の爪を研ぐ」
志々藤からり「先生、その恋 死んでます。」
鳥海よう子「寡黙なサーバント」

<16周年記念ショート>
SHOOWA「イベリコ豚と次世代。2019」
黒井モリー「ケダモノアラシ-Kiss me baby!-番外編」
式夏緒「ひく人もひかない人もお大事に/特別な匂い」
山本小鉄子「祝16周年×ほんと野獣」

<応募者全員プレゼント>
待緒イサミ先生「恋愛禁止ライブラリー」描き下ろしマンガペーパー
(記入済みアンケートハガキと82円切手を貼込済み返信用封筒(長4)で応募できます。締切:2019年5月10日(金)消印有効)

<応募者全員サービス>
描き下ろし小冊子「erotica」
(対象コミックス2冊、GUSH4・5・6月号のいずれか1冊、1300円の払込で応募できます。締切:2019年6月28日(金)消印有効)



<感想>

 16周年記念号とのことで、全サや記念ショートなどが盛りだくさんで分厚いです。
 以下、気になった作品の感想です。



『くちづけは嘘の味』 サガミワカ

「幸せが怖い……」との和智のセリフで新章スタートです。和智が平穏を厭う理由はただひとつ、槙尾が退屈していないかが不安で仕方がないみたいです。

 しかしそんな不安は杞憂だったようで、ふたりの食事中に突然現れたのは、和智のお兄さんの清介。このお方、東京地検の検事だというから驚きです。

 清介はなかなかの曲者で、実は槙尾ともいろいろ複雑な間柄の様子。かなり物騒な雰囲気を漂わせている「正義の男」の乱入により、これから一波乱ありそうです。



『この恋は運命じゃない』 山田ユギ

 塚本の元恋人・副島が持ち込んだ依頼によってかなり過酷な仕事を受けることになった中島印刷。善三郎と剛が徹夜で奮闘しますが、無理が祟った善三郎が倒れてしまいます。

 そこへ颯爽と登場したリチャードのなんというスパダリ感……。あんなに頼りがいのある背中はなかなか拝めないと思いました。

 一方の塚本と剛の方は仕事を通して距離が縮まった……でしょうか?この後の剛がどうでるのか、とても気になります。



『白刃と黒牡丹』 ゆくえ萌葱

 初めて読んだのですが、白樺さんがたまらなくかっこよかったです。回想シーンだと思われる「盃がほしい」のシーンなんかもう色気が凄まじくて。

 確実に外堀を埋められていっている印象の黒井さん。大切だからこそ遠ざけようとするする気持ちは理解できますが、どうにも白樺さんの方を応援したくなってしまいます。



<次号予告より>

 次号GUSH6月号は、2019年5月7日(火)発売。
 表紙はかさいちあき先生です。



<関連作品>

・電子版(2019年10月11日までの期間限定配信)

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