Dear+ (ディアプラス) 2019年 10月号 雑誌 /新書館
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<収録内容>
(出版社HPより)
<表紙> 須坂紫那
<リレーエッセイ> 山田パピコ
<漫画>
「花鳥風月」志水ゆき(巻頭カラー)
「東オトコ京オトコ」木下けい子(カラーつき最終回)
「僕の完璧な恋人」雨隠ギド(カラーつき最終回)
「春うらら好色男の宿」akabeko(カラーつき)
「言ノ葉ノ花」三池ろむこ×砂原糖子
「花恋つらね」夏目イサク
「紅狐の初恋草子」佐倉ひつじ×鳥谷しず
「高嶺の花は、散らされたい」左京亜也
「ラブネスト 2nd」南月ゆう
「十二支色恋草子 蜜月の章」待緒イサミ
「藤森くん、神宮くんを拾う。」会川フゥ
「溺愛なんてみとめません!」須坂紫那
「なのかのむすび」ユキムラ
「いつか飛びたい風見鶏」阿部あかね
「オメガは楽園へ逃亡する」立野真琴
「二川くんの炎上!? 結婚事変」間宮法子
「秘密には向かない職業」金井桂
「がっこうのふわもこ日誌」松本花
<応募者全員プレゼント>
阿部あかね先生「DEAR+ PAPER COLLECTION vol.168」
今号の記入済みアンケートハガキと84円切手を貼付済み返信用封筒(長4)を同封して応募できます。
締め切り:2019年10月11日(当日消印有効)
<感想>
今月はおさまりのいい話が多いような、と思って数えてみたら、最終回が7つもあってびっくりでした。巻末の作家さんコメントの欄も軽く終業式みたいになっててちょっとおもしろかったです。
以下、気になった作品の感想です。
『花鳥風月』 志水ゆき
第六十三話です。今月は12ページで短めなのですが、暴走した吉利谷とトイレに連れこまれた財前、ふたりの熱烈なキスが巻頭カラーで拝めます。
一見への勘違いに加えて財前の元カノの登場に独占欲を抑えられなくなった吉利谷ですが、それを財前が冷静にあしらっているようで、これは余計に煽ってしまっているのでは……はだけたスーツがどうにも艶かしかったです。
『十二支色恋草子 蜜月の章』 待緒イサミ
第3部最終回、正隆と胡太郎は仲睦まじそうで何よりですが、周囲の神使さま達が大変なことになっていました。
ちょっと不思議な方向ではあるものの鯉の神使・紅とイタチの神使・柊は意気投合、詔の計らいで楠も伴って乃木さんのもとへ。
コマと颯助もどうにかいい方向におさまったかな、といった感じです。胡太郎が颯助を牽制しているのが新鮮で、まさかこんな光景が見られるとは思っていなかったので嬉しかったです。
『春うらら好色男の宿』 akabeko
藤さんの抱えていた事情が明らかになります。誰もが嘘は吐いているわけではなかったのに、藤さん、女将さん、美春くんの間ではそれぞれ擦れ違いがあったようです。
それにしても藤さんの思惑がまさか親孝行のつもりだったとは。でもだからこそ悪気が一切なくて、余計に相手を混乱させてしまったのかもしれません。本人は良かれと思ってやっていたのかと思うと切ない。美春くんとわかりあえて本当によかった……。
途中のやりとりはグサグサくるものがありましたが、最後は藤さんが穏やかに笑ってくれたので救われました。
<次号予告より>
・次号Dear+11月号は、2019年10月12日(土)発売。
・表紙・巻頭カラー:日ノ原巡先生
・ふろく:「セラピーゲーム」ミニドラマCD
・特集:スパダリ
・全プレペーパー:春田先生
・リレーエッセイ:中田アキラ先生
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