<収録内容>
<ピンナップ>
奈良千春(「龍の恋炎」、「甘噛乳首」、「オメガの乳雫」)
國沢智(「リロードシリーズ」、「薔薇の宿命シリーズ」)
<収録作品>
「愛咬乳首」秀香穂里
「フードコーディネーターの内緒事」「スペシャル・デート」 西野花
「ウエディングバーティ」 ふゆの仁子
「ロマン主義」「一番嫌いな一番の理解者」 いおかいつき
「辻岳慶一郎の策動」 バーバラ片桐
「Encounter」 犬飼のの
<ラフ画特集>
奈良千春 「甘噛乳首」「蜜言弄め」「龍の恋炎」「オメガの乳雫」
國沢智 「舐め男」「ギルティフィール」「飴と鞭も恋のうちThirdキス」「薔薇の宿命シリーズ」
<感想>
ラヴァーズ文庫創刊17周年記念本です。新刊・既刊のショートストーリー、先生のコメント、イラストレーターの先生によるラフ画と描き下ろし漫画が収録されています。
今年私が既読だったシリーズは3作品でした。
『フードコーディネーターの内緒事』 西野花(著)/國沢智(イラスト)
『舐め男~年上の生徒にナメられています~』番外編です。
インスタのフォロワー数が増え、フードコーディネーターの仕事も好調な三倉先生。ライブ配信などが功を奏したようで、それに対する榎本さんの冗談がなかなかにどぎつくて好きです。鷹野の「相変わらず変態だよなあ」のセリフがジワジワ沁みてきます。
当然、三倉先生のことが大好きな攻3人が恋人の可愛い姿を他人に見せるはずもなく。さすがの舐め犬。本編でもこんなにされてたっけ?と本を引っ張り出して確認してしまうくらい、三倉先生はおいしそうに舐められておりました。
・本編(感想記事はこちらです)
舐め男〜年上の生徒にナメられています〜
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西野 花/國沢 智 竹書房 2021年04月30日頃
『スペシャル・デート』 西野花(著)/奈良千春(イラスト)
『蜜言弄め~小説家と漫画家に言葉責めされています~』番外編です。
柏木は同人イベント、神原は映画化記念パーティ、攻二人それぞれの華やかな現場を安岐が訪問していました。私は柏木の出した本の内容がとても気になります。もちろん安岐にプレゼントするんですよね?
夜は高そうなホテルに全員集合。やはり言葉でじっくりと安岐を追い詰めていく柏木と神原。安岐も期待していたと素直に言えるようになっていて、かわいかったです。
・本編(感想記事はこちらです)
蜜言弄め~小説家と漫画家に言葉責めされています~
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西野 花/奈良 千春 竹書房 2021年11月29日頃
『Encounter』 犬飼のの(著)/國沢智(イラスト)
『薔薇の宿命』シリーズ番外編……なのですが、これは新たなスピンオフとして新シリーズが出せる規模では!? ルイの息子・ノアに、ついにお相手と思われる新キャラが登場です。
現在は北イタリアで一人、気ままに暮らしている様子のノア。そんなノアが森で怪我をしたところに、まるで王子様のようにグリズリー獣人のグレイが現れます。グレイも貴族悪魔らしいのですが、たしか貴族悪魔同士って恋人になれなかったような?と考えていたら、どうやら今は突破口が見つかっているようで。
ほぼ一年に一度の後日談を追いかけてきたシリーズ、物語の中でも時が流れ、良い変化が起きていて嬉しくなります。グレイとノアが絆を結ぶのは楽な道ではなさそうですが、そうまでして一緒にいたいと願うほどの関係に発展してくれるとしたら、すごく素敵。応援します。
最後の犬飼のの先生のコメントページはインパクト強すぎて笑いました。グリズリーって言われるとぼんやりとしたイメージしか湧かなかったんですが、こうしていただけるとわかりやすい。お姫様抱っこが軽々とできちゃうのも頷けます。
國沢智先生の描き下ろし漫画(2P)もすっごくよかった! 離れていても家族に心配されているノア……グレイのことを思い出す表情が綺麗で萌えました。ルイと同じ容姿をしていても、これはノアだとはっきり伝わってくるのが本当にすごいです。
・本編
※紙本の帯にプレゼント(抽選)のお知らせがありました。
<ウインタープレゼント 100名>
『書き下ろしSSカード封入サイン本』
帯についている応募券2枚(2021年11月、翌年1月発売のラヴァーズ文庫の中から2冊分)をアンケートハガキか官製ハガキに貼り、必要事項を明記して応募できます。
締切:2022年4月30日 当日消印有効
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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