<登場人物>
(攻)小波(こなみ)…十二支。未の神使。黒太の後見役。のんびりマイペース。
(受)黒太(くろた)…狼の神使。普段は子犬の姿で人間の加奈子と暮らす。
<あらすじ>
狼の神使・黒太は、未の神使・小波の術で子犬の姿になり、想いを寄せる加奈子の家で暮らしています。加奈子が一週間家を空けるため、小波がお休み処で黒太を預かることに。黒太に惹かれつつも自制してきた小波でしたが、夜になると黒太が小波の布団に入ってきてしまいます。
<感想>
シリーズを通すと10巻目、これまでずっと自制を続けてきた小波の想いがついに成就する記念すべき1冊でした。黒太の加奈子への気持ちってどんなものなのかはっきりとはわかっていなかったのですが、黒太の狼としての習性を考えると納得です。
黒太を「若紫」と呼ぶ平親様も最初こそ厄介そうな印象だったものの、芹くんのツッコミのおかげかだんだんかわいいお方に見えてきました。そして芹くんの鴨の姿がフワッフワでかわいいです。というか神使の皆様全員モフっとしててかわいい。
そんなモフモフの代表格ともいえる小波が、いつもはおっとりしているのに黒太のこととなると姿形まで戦闘モードになるのがたまらないです。十二支としての品格から黒太の意志を尊重しているようでいて、実は着実に外堀を埋めていっている執着系未。最高に萌えました。
今月の大将が颯助なのも良いタイミングでした。正隆×胡太郎、颯助×コマが後ろでいつもイチャイチャしていて嬉しくなります(小波には申し訳ないのですが)。犬っぽくニコニコしている正隆と寒さに弱い胡太郎がくっついているのも癒しでした。
<オススメ>
・十二支の未×子犬にされている狼。
・シリーズ10作目。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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