あまりに良い人で思わず目を疑ったBL8選 【漫画5小説3】

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 「いい人」属性の人が恋愛が絡むとドロドロした気持ちになったりずるさが見えたりするところに面白味を感じる方なので、私が好んで読んでいる本にはどこまでも性格のいいキャラクターってあまりお見かけしない気がします。
 それでもたまに遭遇する、目を疑うほどに良い人。実は腹に一物抱えているのでは……なんて勘繰ってしまったことを全力で謝りたくなった、素敵な人達が出てくる作品を探してみました。



『愛し』 /くれの又秋 (感想記事はこちらです

 今のところ、こちらの翔真ほどお人よしで性格の良い人を私は見たことがありません。翔真がまっすぐ過ぎて、芦田が逃げ腰になるのもなんか納得できてしまいました。



『あやかし喫茶で待ち合わせ』(赤鬼) /海野サチ (感想記事はこちらです

 普通の鬼とは違い、人のことが好きな赤鬼の真朱。約束を果たせなかった百田を食うふりをして、結局料理人のウデは傷つけずに去っていった心優しい鬼でした。



『世田谷シンクロニシティ』 /本郷地下 (感想記事はこちらです

 自分のことがわからずに混乱する高史に対し、深町のかけた言葉が泣かせます。猫背でいつも眠そうな深町の苦労がうかがえます……。



『泡にもなれない恋ならば』(その神は、役場にいる) /三月えみ

 鳥海さんが見ている「幻覚の蓼科さん」……当て馬というにはつらすぎるポジションで涙が出ました。どんだけいい人なんですか蓼科さん……。



『日常クライマックス』 /倫敦巴里子 (感想記事はこちらです

 いつも明るい御厨が、日下を傷つけるかもしれないから言えないと涙ながらに口にした「秘密」。日下大好き御厨は根っからのいい人でした。



『少年は神の生贄になる』 夜光花(著)/奈良千春(イラスト)

 シリーズ3作目です。どうなっちゃうのかなとハラハラしていたら、身を引いたランスロットが切なすぎました。彼にも幸せが訪れることを願っています。



『名前も知らず恋に落ちた話』 水原とほる(著)/yoco(イラスト) (感想記事はこちらです

 仕事で大失敗した克実を静かに見守り励ましてくれた昌宗は本当に大人、どこまでも包容力に溢れていました。



『交渉人は振り返る』 榎田尤利(著)/奈良千春(イラスト)

 交渉人シリーズ3作目です。基本お人よしな芽吹さんのいい人ぶりが炸裂していました。人を信じたいがためにここまで体を張れるとは、芽吹さんの過去はよほどのものであることを覚悟しました。



 どれも読むたび我が身を振り返ることになり、こんな風になれたら……と本を開いているときは本気で思うのに、閉じた瞬間にはその気持ちはどこかへ行ってしまいます。不思議です。



 ご覧いただきありがとうございました!

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