夏くゆる好色男の宿 /akabeko 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)藤男(ふじお)…元AV男優。旅館の跡取り。
(受)江東美春(えとう みはる)…旅館従業員。元会社員。オタク。
<あらすじ>
藤男と恋人になり、旅館で働きながらオタク活動にも精を出している美春。夏休みにはコミケに行く美春のため、藤男が東京のマンションに泊めてくれることになります。しかし、美春が訪れた藤男の部屋はまるでラブホのような有様。藤男を信じたい美春でしたが、変わらず何を考えているのかわからないままです。
<感想>
『春うらら好色男の宿』続編、藤さんと美春くんが恋人同士になってからのその後でした。大好きなシリーズなので続きが読めて本当に嬉しいです。
社畜を卒業し本来のオタクの姿を取り戻した美春くん、たまに敬語が取れたりして藤さんに気を許している感じが微笑ましいです。ですが美春くんが自分を取り戻すほどに、藤さんにとっては距離ができるというか、置いていかれる恐怖を感じさせる存在になってしまうのは切ない展開でした。でも今の美春くんがあるのは藤さんのおかげだから大丈夫、となるのがものすごい説得力で、この絆がある限りこのふたりは安泰に思えてきます。すごくいい話でした。
さらに男の娘プレイ中に美春くんのウィッグが取れても、藤さんは萎えるどころかスイッチ入ってしまうところは激萌でした。受の女装って、攻が男相手は初めてだったりすると受のことをどう見ているのか気になって私はヒヤヒヤしてしまうのですが、藤さんが美春くんそのものに興奮しているのがわかる個人的に最高なシーンでした。
描き下ろしも下着だけ女の子の美春くんと、男の子の美春くんにかわいいを連発する藤さんに私も大興奮です。藤さんのマンションがあんな状態だった理由も明かされていて、納得と萌の詰まったお話でした。
<オススメ>
・シリーズ2冊目。
・元AV男優×元社畜オタク。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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(感想記事はこちらです)
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