巨人族の花嫁６　/ＩＴＫＺ　【漫画感想】

ＩＴＫＺ

2024.08.222024.08.27

記事内に広告が含まれています。

巨人族の花嫁6

posted with ヨメレバ

ITKZ 彗星社 2023年12月18日

楽天ブックス

Amazon

＜登場人物＞

（攻）カイウス・ラオ・ビステイル…巨人の国の第一王子。２５０ｃｍ。２５歳。

（受）水樹晃一（みずき　こういち）…元は高３、バスケ部キャプテン。１８０ｃｍ。

＜あらすじ＞

　翼人族について知るため、街の酒場へ通う晃一。街で知り合った獣人族たちの問題にもカイウスとともに向き合い、解決の方法を探ります。その一方で、潜入先で花嫁暗殺の指令を受けたバロには新たな作戦が出されていました。

＜感想＞

　王子の花嫁として国を導く存在になるため、晃一をはじめみんなが少しずつ前進している様子です。歩み寄りって大切だなと思わされた巻でした。

　マルトゥ先生のお身体が心配なのは変わりませんが、その分バロがずいぶんと逞しい存在に。文句をいいながらもマルトゥ先生の世話を焼く姿に感動です。ただ去り際の覚悟を決めた雰囲気が気になるので、この先がちょっとだけ怖くなったりもしました。

　晃一とカイウスもそれぞれにできることで互いを支え合っていて、まさに国を背負う夫婦という感じです。しかも助けた民からのお礼の品のおかげで仲睦まじいプレイに繋がるだなんて……なんだかすごい。こういう助け合いが巡り巡って国が繁栄していく、その第一歩を見せてもらえた気がします。

　それからダインさんについてはとにかくびっくりしました……彼についていろいろ明かされたことはあるけれど、それでもまだまだ謎だらけ。せめて晃一との距離が縮まっていてくれればいいなと思います。

　お話は絶賛盛り上がり中ではありますが、カバー折り返しやカバー下漫画を見ると、ここまで連載が続いてきた時間の長さを感じます。私自身も、ここ数年のできごとを振り返るきっかけになりました。