巨人族の花嫁７　/ＩＴＫＺ　【漫画感想】

ＩＴＫＺ

2024.08.27

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巨人族の花嫁7

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ITKZ 彗星社 2024年08月16日頃

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＜登場人物＞

（攻）カイウス・ラオ・ビステイル…巨人の国の第一王子。２５０ｃｍ。２５歳。

（受）水樹晃一（みずき　こういち）…元は高３、バスケ部キャプテン。１８０ｃｍ。

＜あらすじ＞

　ダインのおかげで無事だったものの、自分には何もできなかったと落ち込む晃一。カイウスが事件の調査に動く中、晃一はタイルダント現国王の見舞いに向かいます。

＜感想＞

　信頼していた人が裏切りを演じたり、怪しかった人が歩み寄ってきたり、まさに「激動の」７巻でした。方々からの思惑が絡み合い、政治って大変だな……と何度思ったかわかりません。

　それにしても、目的のために奮闘するカイウスと晃一の絡みがいつもドエロいのがすごい。もう７巻にもなるのに、まだまだ新鮮なプレイを見せてくれるご夫婦。中でも日本人としては大きい方の晃一の身体が完全に宙に浮き、足がぶらんぶらんしているところなんかはこのふたりならではな感じがして見応えがありました。

　そしてダインさんがレイルさんに褒められるほどのテクニシャンだったとは……そんなのニヤニヤしてしまいます。でもこのふたりって思っていた以上に割り切った関係だったっぽくて驚きました。ダインさんの晃一に対する気持ちは今後どこに向かうのでしょうか。考えたらちょっと切なくなってきました。

　本編ではカイウスがとにかく追い詰められていたので、描き下ろしでかっこよくてかわいいカイウスが見られて安心しました。カバー下では「巨人族の花婿」が復活。メスお兄さんの座を巡る戦いはまだまだ（？）続きそうです。