ネーミングに惚れたBL8選 【漫画5小説3】

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 キャラクターの名前だったり、愛称だったり、はたまたその周囲に存在する何かだったり……。作中に登場してくるものについている名前って、ちょっとしたものでも作家さんのセンスが溢れている気がします。何かひとつでも気に入ったものがあると、それだけで全部が素敵な作品に見えてきてしまいます。



『よるとあさの歌』 /はらだ

 はらだ先生のどの作品でもおもしろい名前がたくさんあるイメージなんですが、中でもこちらの「布津」と「カヨイ」のインパクトは強烈でした。脇キャラのふたりなのに、「ふつかよいの曲」が聞きたくてたまりません。



『Banbi』 /九重シャム (感想記事はこちらです

 名前は鹿野悠、あだ名はバンビ、怒ると熊に変身します。その一方で、お相手の攻の名前は大熊剣一、あだ名はクマ、となるのが憎いです。



『密室の密かな星』 /雨隠ギド (感想記事はこちらです

 近道(こんどう)×鵜飼で「ちかみち・うかい」。この運命的な名前の組み合わせが本当に気に入っています



『素人ヤンキー♂危機一発!!』 /八百 (感想記事はこちらです

 ヤンキーの有川竜二くんを「リカちゃん」と呼んでしまう海斗のセンスにもうひれ伏すしかありませんでした。呼ばれれば返事をしてしまうリカちゃんがたまらなくかわいいです。



『Flaver』 /さちも (感想記事はこちらです

 クズとゲスのお話、どちらがクズでどちらがゲスなのかわからなくなったとしても、クズ→「久瀬」、ゲス(下衆)→「下條」という親切ネーミングなので安心です。これけっこう助かりました、ありがとうございます!



『ヘプタゴンは微笑む』 水原とほる(著)/幸村佳苗(イラスト) (感想記事はこちらです

 主人公の「七生」をはじめ、七芒星の会など、タイトルと関連していそうなキーワードがたくさん散らばっていました。正確に作ることは不可能といわれている正七角形、最後には「ヘプタゴン」って凄い名前なのかも、と思えていました。



『恋の調べはランチに乗せて』 髙月まつり(著)/八百(イラスト) (感想記事はこちらです

 三十路男の学が大好きなうさぎのキャラクター、その名も「ムッヒーちゃん」。これはもう字面だけでおもしろすぎて、お腹抱えて笑い転げました。



『鬼畜眼鏡』 TAMAMI(著)/Spray(原作)/みささぎ楓李(イラスト)

 ゲームが原作のノベライズ本です。皆様わりとしっかりお仕事に臨んでいるんですが、克哉の勤めている会社は「株式会社キクチマーケティング」、取引先は「MGN」。これ、出てくる度に吹き出してしまうのは私だけでしょうか。



 本の背表紙を見たとき、今回挙げた作品はどれもストーリーより先に「あ、あの名前が出てくるお話」とまず思い浮かびます。それがメインキャラ以外だった場合、本筋を思い出すのにものすごく時間がかかってしまいます。



 ご覧いただきありがとうございました!

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