抱かれたい男1位に脅されています。6 /桜日梯子 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)東谷准太(あずまや じゅんた)…俳優。祖父がスペイン人。

 (受)西條高人(さいじょう たかと)…俳優。演技派。


<あらすじ>

 二人芝居の舞台のため、フラメンコを練習することになった東谷と高人。このままではスペイン人の祖父を持つ東谷の才能においていかれると感じた高人は、単身スペインへ渡ります。


<感想>

 6巻はまるっと1冊表題作でした。既刊はどれも同時収録があったので、「だかいち」がここまでたっぷり読めるのは初めてだと思います。

 出版社あらすじに「東谷のルーツが明かされるスペイン編」とある通り、6巻では高人さんと准太はほぼスペインにいます。遠距離になっちゃったらかわいそうだな……と思っていたので、准太が追いかけてきてくれてほっとしました。

 パパラッチ編が5巻までで一区切りつき、新章突入な雰囲気にスペインのにぎやかな空気もプラスされて全体的には明るく楽しく進んでいきます。しかし、なんでも自分ひとりでどうにかしようとする高人さん、自覚なしに思いっきり准太の地雷を踏みぬいてしまいました。過去に高人さんから別れを告げられたことが、准太にとってはかなり重いトラウマになっていたようです。

 ちょっとヤンデレが入ってきているように見える准太。個人的には大歓迎で、もっとやってほしいくらいなのですが。襲われる高人さんがちょっとかわいそうになっちゃうかもしれないと思うと、なんだか申し訳ない気持ちです。

 情熱的な人々と風土に囲まれ、さらに絆を強固なものにした「ちゅんたか」。今回多く明かされた准太を構築する諸々を踏まえ、これまでの彼の行動を見返してみたらおもしろそうです。

 そして今回主役を差し置いてびっくりさせられたのが、うさあり。そう「うさあり」なんですよ!こちらのふたりも何があったのかはやく知りたいです……!在須先輩が想像以上にすごいお人だったので期待が膨らむ一方です。


<オススメ要素>

・東谷の本質に迫るスペイン編。


<関連作品>

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