熾烈なポジション争いBL8選 【漫画6小説2】

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 攻受攻防っていいですよね……。
 ポジション争いのある作品を読むたびに思うのが、ネコにまわった受の「譲ってあげた」感が私はたまらなく好きです。でもタチの座を無理矢理にでも奪い取る攻も嫌いじゃなかったり。なのであんまりリバっぽくないものが多くなりました。



『伸るか反るか』 /橋本あおい

 『ふたりの熱量』に収録されていた「右か左か」で、くっついたものの左右の決着がついていなかった北條と南海。続篇となるこちらでまるっと1冊、ふたりの戦いが見られます。いい大人の攻防戦が楽しかったです。



『おしどり悪友』 /黒井つむじ (感想記事はこちらです

 幼馴染の九鬼と花塚。どちらも高校でゲイだと公言し、周囲からはカップルのように扱われています。ですがお互いにタイプではないしタチ同士……素敵な青春を見せていただきました。



『僕らの最大公約数』(表題作) /嘉島ちあき

 『花とうさぎ』に収録されていた読み切りの続編です。前作ではまさかの方法で結論は出ていたんですが、童貞を卒業したいたっちゃんが燃えていました。



『バッドプリンス・ハニーパーティ』(表題作) /五月女えむ (感想記事はこちらです

 國光、海斗、輝の3人が入り乱れる中、攻固定の國光を泣かせてみたい海斗がいろいろ画策しますが……私は海斗を応援しています。



『S+RUSH!!』 /橋本あおい

 『RUSH!』に出ていた小椋さんメインのお話です。たぶんおそらくタチだったであろう小椋さん、最後は中身までイケメンに見えていました。



『Flaver』 /さちも (感想記事はこちらです

 マウントの取り合いからは理想の襲い受が生まれることを教えていただきました。攻を喰う受、大好きになりました。



『視線の刻印~恋に堕とされて』 花川戸菖蒲(著)/みずかねりょう(イラスト)

 自称タチのエリート営業・草介が犬のようにネコとしての諸々を教え込まれていきます。最後まで読んでから振り返ってみると、草介が樫原相手にタチでいようとしていたことがもはや懐かしいです。



『記憶喪失男拾いました~フェロモン探偵受難の日々~』 丸木文華(著)/相葉キョウコ(イラスト) (感想記事はこちらです

 美少年大好きタチ専門を自称していた映。こちらはタチを奪い合ったわけではないんですが、どこまでも自分はタチだと言い張る映が今となってはかわいいです。



 私の本棚が偏っているだけかもしれませんが、争いが起きるのはタチをめぐるものが多く、ネコ同士の場合はなんとく譲り合いになっている気がしました。マウントを取るには戦わねばならないのかもしれません。



 ご覧いただきありがとうございました!

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