・『オマエは羊。』 /高崎ぼすこ
大学准教授の司は学生の佑也といるとなぜか眠れます。そのきっかけとなったのが、寝ぼけた佑也が司の服をつかんで離さなかったせい、というのが王道ながら気に入っています。
・『しっぽふってついておいで』(可愛がってやるよ、ご主人様) /フジマコ
表題作にちらりと出ていた吸血鬼さんのお話です。誰かと一緒だと眠れなかったはずなのに、それが最後には「おまえがいないと眠れない!」になります。萌えました。
・『どうしようもない』(表題作) /松田うさち子
兄の匂いがないと眠れない弟と、弟がひとりで眠れたと思ったら今度は兄が眠れなくなってしまったヤンデレ兄弟。シリアスに病んでいます。
・『不浄の回廊』 夜光花(著)/小山田あみ(イラスト)
普段は冷たいし態度の悪い西条ですが、もっさりしている歩の隣では安心して眠ってしまいます。小山田あみ先生のカラー口絵で、西条の寝顔を見つめる歩がかわいいです。
・『ヘプタゴンは微笑む』 水原とほる(著)/幸村佳苗(イラスト) (感想記事→ヘプタゴンは微笑む 水原とほる(著)/幸村佳苗(イラスト) 【小説感想】)
攻と一緒にいると睡眠導入剤並に眠れるようになり、精神も安定する受。それを不思議に思いながら難しく分析しようとしてしまうところが学者先生らしくて素敵です。
・『翼竜王を飼いならせ』 犬飼のの(著)/笠井あゆみ(イラスト)
暴君竜を飼いならせ2巻です。潤と会えなかった間、可畏が眠れていなかったという話を潤が他の生餌さんたちから聞かされるというのがツボに入りました。
・『スリープ』 砂原糖子(著)/高井戸あけみ(イラスト)
不眠症×ナルコレプシーという割れ鍋に綴じ蓋のような組み合わせ。ストーリーは案外シリアスで、邪な気持ちで読んでしまったことを反省しました。とてもおもしろかったです。
この感じの設定はシリアスであるほどに萌えてしまいます。なんだか申し訳ない思いです。
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