＜登場人物＞
（攻）富士日和（ふじ ひより）…高３。ブックストアでバイト中。１８歳。（受）狭間恋之介（はざま れんのすけ）…高３。コワモテヤンキー。１８歳。
＜あらすじ＞
高１からブックストアでバイトをしている日和。唯一のバイト仲間・恋之介とは特に会話もないまま、高校卒業の次期が迫ってきた頃。卒業と同時にバイトも辞める予定の日和が恋之介の進路を気にしていると、バイト３年目にして初めて恋之介から話しかけられます。＜感想＞
表紙のコワモテぼっちゃんこと恋之介くんが期待をはるかに超えてくるかわいさで、私はずっとニヤニヤしていた気がします。ほぼ流されていたように見える日和くんも、そうなってしまうのが納得しかない振り回されっぷり。いいもの見せていただきました。面白かったです。いつも険しい顔に無口な恋之介くんですが、書店POPをかくのが上手かったりすごく成績がよかったりと知れば知るほどギャップのオンパレードなお方。コワモテで喧嘩も強いヤンキーなのに、日和くんのこととなると途端に奥手になるかわいさがたまらないです。好きな人の前ではポロポロ泣いちゃうし、何より受というのが最高でした。
そんな恋之介くんが一目惚れし、６年も片想いをしていた相手の日和くん。最初は普通の高校生、な印象でしたが、恋之介くんといることで次第に露わになっていく変態性。彼が元からこうだったのか恋之介くんの影響で変化したのかはわかりませんが、最終的には狭間家にカチコミをかけてしまうほどに大成長なさっておいででした。恋の力は偉大です。
そしてふたりのキューピッド（？）として欠かせない存在の佐久山さんと椿先生。こちらのおふたりもなれそめから今後までめちゃくちゃ気になっています。特に椿先生なんて一挙手一投足すべてが意味深。すごく良い年下攻の予感がします。
描き下ろしでは、日和くんと恋之介くんの同棲生活を少しだけのぞき見できました。日和くんの親切が自分の首を絞める結果になっていて爆笑です。本編でも大活躍していたわたげが私も恋しくなりました。
＜オススメ＞
・流され優男×コワモテぼっちゃん。※紙本の帯に全プレ情報がありました。
＜2025 MARBLE COMICSフェア＞
『描き下ろし漫画小冊子』
対象書籍の帯にある「MARBLE COMICSフェア応募券」を３枚集め、封入ハガキに貼って応募できます。
締切 ２０２５年７月３１日（木）当日消印有効
＜関連作品＞
・電子書籍（お試し読みができます。）
ブックライブ/Renta!/ebookjapan/DMMブックス
コメント