まぶしすぎて目が眩んだ青春BL10選 【漫画7小説3】

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 私がまだ自分自身の若かりし頃を思い出していたうちは高校生のBLにそれほど萌を感じられなかったものの、余計なことは綺麗さっぱり忘れ去った今、若さと勢いでキラキラしている人たちのことが大好きになってきました。そんなまばゆいBL作品の数々、日々目を眩ませながら楽しんでいます。



『青年発火点』 /雨隠ギド

 学と山隈がそれぞれ特殊な方面で大人びているため、ふたりとも高校生であることを忘れそうになります。そんな彼らを突然襲った、若さゆえの過ち。ふたりを取り巻く大人たちもいい味出してました。



『放課後エキセントリック』(表題作) /倫敦巴里子

 お坊ちゃん故に禁欲的な生活を強いられた結果、すっかり変人になってしまった勅使河原。向井に手ほどきを受けてみたところ、「棒状の肉を見ただけでもある程度興奮を覚えるようになってしまった」らしいです。ちなみにこのとき勅使河原が眺めていたのはお弁当のウィンナーでした。



『うるさいくらいの告白ください』 /さちも (感想記事はこちらです

 とにかくピュアさが前面に押し出された表題作に加えて、一筋縄ではいかなかった同時収録の『性春キネマ』。どちらも若さ溢れるお話でした。



『ジャッカス!』 /スカーレット・ベリ子

 パンスト脚に惚れるのが高校生らしいかはさておき、誰もが大人びているように見える中、時折年相応な一面が見えるとがっしり心を掴まれました。



『誤算のハート』(ラストサマーブルース)/緒川千世 (感想記事はこちらです

 甲子園出場まであと1勝……青春です。青春ど真ん中です。私の中で圧倒的なまぶしさを誇っているお話です。



『放課後のYくん』 /重い実 (感想記事はこちらです

 頭のいい男子高の生徒が勉強漬けで失われた青春を求めて……というのがもう青春そのものです。頭が良すぎたがためにアホになっていく人たちから目が離せませんでした



『蛇喰い鳥』(噂のふたり)/芽玖いろは

 学校で目立つために何かと噂の耐えない毛利と由良。周囲の好奇の目に翻弄されながら耐え続けた後の、毛利のがっつき具合が微笑ましかったです。



『残心―中白の恋―』 丸木文華(著)/嵩梨ナオト(イラスト)

 自分よりも実力のある生意気な後輩との恋愛って、もうなんと言ったらいいのか……。平常心を求められる弓道部で入り乱れる羨望に嫉妬、甘酸っぱかったです。



『ぼくのスター』 一穂ミチ(著)/コウキ。(イラスト)

 アイドルオタクの半引きこもり・侑史が、明るくてかっこいい同級生・航輝に登校を迫られます。引きこもる侑史の方に感情移入してしまうとなかなかに苦しい展開もありますが、そんな侑史を強引に引っ張り出してくれた航輝は最初から最後まですごい人でした。



『眠り姫は夢を見る』 夜光花(著)/佐々木久美子(イラスト)

 ダブルカップルが不思議な繋がりを持ちつつ同時進行する展開で、その片方が高校生同士です。メインとなる大人組がシリアスめなのに対し、高校生の和哉と海の明るさが救いでした。



 勢い任せに突っ走ったかと思えば、急に立ち止まって繊細に悩んでみせる彼らに気がつけば釘付けになっていました。加えて周囲の大人たちが意外とちゃんとしていることが多く、見習いたい人が多かったです。



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