<登場人物>
(攻)カイウス・ラオ・ビステイル…巨人の国の第一王子。250cm。25歳。
(受)水樹晃一(みずき こういち)…高3・バスケ部キャプテンだった。180cm。
<あらすじ>
性交の研究をしている耳長族・レイルの助言により、身体を慣らし、さらに魔術の特訓を始めた晃一。カイウスの協力のもと特訓は順調に進みますが、街に買い出しに行き一人になった晃一に身の危険が迫ります。
<感想>
カイウスと共に生きると決めた晃一ですが、花嫁修業は波乱万丈な様子です。とはいえまずはふたりの体格差問題。レイルのもとでの特訓は(見ている分には)楽しいものばかりでした。
特にスライムの登場シーンに私はひとりで大歓喜しました。こちらのスライム、ロシェムという名前まで付けてもらっている上、呼ばれれば自分で扉を開けて入ってくるかなり優秀なお方。扉の開閉音「ガチャ…」とスライムの共演がこんなにツボに入るとは。めちゃくちゃ笑いました。描き下ろしで晃一にくっついているのがとてもかわいかったので、今後も登場してくれたら嬉しいです。
しかしそんなほのぼのした特訓だけで終わるわけはなく。実はカイウスが王子として復帰したことで、タイルダントでは王位継承争いが発生し、晃一が狙われる事態に。事情を知り自分を責める晃一がかわいそうでしたが、晃一のせいではないと諭すカイウスの言葉が優しくて私が泣きました。というかこの数ページで号泣しました。カイウス優しい。
かわいいスライムに萌え転がったりカイウスの優しさに涙したりと忙しくも楽しかった4巻。今後の波乱を予感させる新キャラが続々と出てきて、楽しみは増す一方です。私は晃一とバロを応援しています。
『特装版小冊子』
4巻特装版を購入すると小冊子が付いてきます。全28Pで、描き下ろし漫画、プロフィール集、ITKZ先生インタビュー、サンクタス戦記コラボ4コマ&イラストが収録されていました。
特に印象に残ったのが先生へのインタビューで、7ページみっちり「巨人族の花嫁」の制作秘話など、気になっていたことをたくさんお話してくださっています。中でも世界観の広げ方や伏線について意外なお答えが多くてびっくりしました。この壮大な世界観がそうやって作られているのかと思うと「す、すごい……」と感嘆しきりです。
<オススメ>
・単行本版シリーズ4巻。
・巨人の王子×高校生花嫁。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
BookLive!【小冊子付特装版】/
Renta!【小冊子付特装版】/
コミックシーモア【小冊子付特装版】/
ebookjapan【小冊子付特装版】/
BOOK☆WALKER【小冊子付特装版】
・通常版
・シリーズ
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